衣手神社(松尾大社境外末社) 20230305


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衣手神社は、松尾大社の境外末社。松尾大社からは、少し離れている。まだ、梅の花が綻び出した頃にお参りした。手水には梅の生けられていた。

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静かな神社。授与所があるのかわからなかった。

しかし、松尾祭の頃には賑わうのだと思う。

拝殿にあった由緒書きによると

当社は古来玉依姫を奉斎し郡に坐する「三宮社」と称したが、明治八年松尾大社の境内に坐する衣手社の羽山戸神を合祀してより「衣手社」と改称し、今日に及んでいる。

御祭神の玉依姫は、古くから山城地方開拓の恩神と仰がれ、羽山戸神は農業をはじめ諸産業の守護神として共に人々の尊崇が厚い。(以下略)

さらに、由緒書きの後に書かれている神事には、

神幸祭 四月五月松尾祭(おいで、おかえり)の御旅所でもある当社では郡地区、葛野地区,轅下(ながえした)による衣手社神輿お渡りが、当日賑々しく行われる。

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4月20日以降の最初の日曜日に松尾祭の神幸祭が行われる。

今年は4月23日

来週の日曜日。是非行きたい。神輿が松尾神社に集まり、桂川を渡るところを是非みてみたいと思う。

4月と5月に京都で祭りがたくさんある。この祭りもその一つ。

この日松尾大社の末社7社の神輿が集まる。松尾大社の神幸祭(おいで)がある。

松尾大社のホームページには

出御祭には松尾七社(大宮社、月読社、櫟谷社、宗像社、三宮社、衣手社、四之社)の神輿(月読社は唐櫃)が、ご本殿のご分霊を受けて、拝殿を三回廻った(拝殿廻し)後、順次社頭を出発し松尾・桂の里を通って、桂離宮の東北方から桂川を船で渡り、左岸堤防下で七社勢揃いし、古例の団子神饌を献じた後、四基の神輿と唐櫃とは西七条御旅所に、二基の神輿は西京極の川勝寺と郡の御旅所に至り、そこに駐輦されます。

神輿が駐輦(ちゅうれん)郡の御旅所は、衣手神社のこと。

衣手神社がある辺りは、かつて「郡」という地名だったそうだ。

松尾祭の間は、衣手神社は「郡の御旅所」になる。

神輿が衣手神社に駐輦(ちゅうれん)する。

その間、神輿を見ることができるのだろう。神輿には空也上人の旅姿が描かれた金具が飾られているようだ。もし近寄ってみることがきるなら見てみたい。

5月14日には、還神祭(おかえり)が行われる。今度は松尾橋を渡って帰る。

4月5月は、葵祭を始め色々な祭りが執り行われる。

春を迎えた京都の観光シーズンの始まりを告げるように。

 

追記(2023年06月08日)

2023年4月23日松尾祭神幸祭(おいで)
2023年5月4日 衣手神社など御旅所へ
2023年5月14日松尾祭還幸祭(おかえり)

松尾祭を見に行った。そして、「京都異界紀行」で紹介されていた松尾大社と空也上人の関係を示す空也上人の旅姿の金具を確認することもできた。松尾祭の衣手神社の神輿の担ぎ棒の先端にあった。

地図の後に、記事へのリンクを掲載。

 

 

 

 

 

photo.talk-turkey.com

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