前を通りかかった時、どこかどで見たことがある景色だと思った。
「京都人の密やか愉しみ」で見たことがある景色だった。
老舗和菓子屋の八代目の女将がこの寺の石門に来た時、以前よく来てお布施をしたことがある雲水を見かけた。
お布施をしようと近寄り、お布施を渡そうとした時、雲水の顔が見えて、面影がなくなった七代目の夫に似ているのに気づく。
亡くなった夫である七代目には隠し子がいた。
そのこと女将はそれを知らない。隠し子は大学を出て弁護士になろうとするが、出家して雲水をしていた。偶然に女将の家にくるようになった。
「京都人の密やかな愉しみ」では
興聖寺の住職を伊武雅刀さんが演じていた。
目が見えないふりをして相手の様子を伺うなどユニークな住職の設定。
石門から琴坂
石門を潜った。
が
山門までは意外と距離がある。しかも上り坂なので、しんどい坂。
この坂を「琴坂」というようだ
息がキレる。
途中で振り向いた。
正面は山門があり、その門を通して法堂があり、正面にご本尊様がいらっしゃる。
山門の向こうには何人かの人影が見えた。
団体?混んでいるのか?行事があったのか?
山門を出た一行はとすれ違った。
欧米人が10人程度、その後ろを日本人が数名とすれ違った。
そのあと山門のあたりに人影はなくなった。
山門
楼上に宝冠釈迦如来を安置する龍宮造りの山門。
伽藍
石門から法堂まで一直線
この山門入って正面に医薬門があった。その先は、法堂がありその中心にいらっしゃる 本尊釈迦牟尼仏まで、ほぼ一直線。
入り口の石門から一直線の先にご本尊様がいらしゃるような感じになる。
山門を通して石門。
回廊の医薬門から
法堂
法堂から医薬門とその先に山門
↓手前が回廊の開口部、その先山門、見えないがその先には宇治川沿いにある石門に続く琴坂、石門とから一直線。
ご本尊さが石門を潜って上がって来る人を見ているような感じもする。
この写真を撮った位置で、振り向くとご本尊様がいらっしゃる。
受付
医薬門を入らず右に行くと、庫裏がありそこが受付になってる。
拝観料500円
手水は、受付に向かって後ろにあった。
手水舎から受付。
建物は、この庭を囲むように回廊で結ばれていた。
庫裏廊下
この先に方丈がある。
方丈
ホームページで境内図を見るとこの庭の近くあたりに「方丈」とあった。
だからここを「方丈」として進める。
方丈の池に小さな滝があり、水が落ちる音がずっとしていた。
そして、方丈の近くに行くとなんとなく涼しい風が吹いてきた。
方丈の横に3間つづきの広い和室があった。
大書院。
大書院に入っても、方丈から気持ちいい風が流れてきた。
体を冷やしてくれた。
方丈の滝
これが、涼しい風の元かな?と思った。
名前はわからないがコケがあった。
法堂
開山堂
天竺殿
秋葉堂
手水舎の前あたりにあった。
衆寮
祠堂殿
道元禅師墓
その横まっすぐ行って上がると道元禅師墓