再び、松尾大社の松尾祭の話。旭ノ社を(唐橋西寺公園)を出た神輿は、いったん西大路に出て、お前通りに入る。お前通りで、松尾大社西七条御旅所の前を通り、七条通に入る。松尾大社西七条御旅所には、祭の間、4つの神輿と一つ唐櫃がとどまる。
その松尾大社西七条御旅所は、普段は訪れる人も少ない静かな神社だが、この日は周辺や境内に屋台が出て、とても賑やかだった。
御旅所前を通る神輿。
宗像社は、鳥居の前で、神輿を高く持ち上げていた。宗像社の氏子町は御旅所の近くにあるからだろうか?御旅所近くの七条通り沿いに、宗像社の提灯を上げている建物があった。
一番最後の神輿の大宮社は、神輿を持ち上げることなく、鳥居の前を素通りしていった。大宮社が最後の神輿、大宮社が松尾祭の幕引きをしながら、巡行していっているようだ。
境内から神輿が通る様子。
鳥居
御旅所周りの屋台
祭ははやり屋台も楽しみの一つ。
境内
神輿庫。シャッターが閉まっていた。シャッターにもたれて座っている人がいた。休憩しているのか、スマホをいじっているのか、屋台で買ったお菓子をたべているのか?
境内にも屋台が出ていた。「ベーコンエッグたい焼き」を食べた。たい焼きのつもりで買って、一口食べて、ベーコンエッグだと思ってしまった。
社務所
ここでお守りを買った。「一年間幸福を願いに・・・」
この春は、松尾大社の松尾祭の神幸祭と還幸祭に行った。
神輿が6台も出て、境内を回り、街中を渡御して、船に乗って川を渡る。見ごたえのある祭だった。
松尾大社は、京都市西京区にある。そして京都市下京区に松尾大社西七条御旅所がある。さらに東に、松尾大社朱雀御旅所がある。ほぼ千本通(かつての朱雀大路)あたり。そう思うと、松尾大社の氏子町は京都の広い範囲に及んでいるのだと思った。