神戸三宮は、神戸で一番繁華な場所かと思う。
阪急神戸三宮駅の北側には、たくさんの飲食店が軒を並べている。
2021年8月14撮影。神戸三宮駅は、JR三ノ宮駅並び高架駅になっている。
この通りを歩くと、どの店に入ろうかキョロキョロ、店の前に行ってみたりしてしまう。
その通りからの路地に入っても店が並んでいる。人通りは減り、ちょっと雰囲気は変わるが。
夜は賑わうのだろう。
さらに進むと、車の行き来の多い「生田新道」にでる。
信号を渡ると「東門街」通りがあった。
近くに生田神社がある。生田神社の東門に続く道だろう。
この道沿いにも、飲食店が立ち並ぶ。
生田神社
東門街を、どんな店があるかときょろきょろしながら歩いていると。
生田神社東門に出る道があった。
生田神社は、
廣田神社・長田神社とともに神功皇后以来の歴史を有する神社であり、長田神社・湊川神社とともに神戸を代表する神社の1つである。かつて、現在の神戸市中央区の一帯が社領であり、これが「神戸」という地名の語源となる。地元では「生田さん」として親しまれている。(ウィキペディア「生田神社」より)
祭神は
稚日女尊(わかひるめのみこと)である。
「稚く瑞々しい日の女神」を意味し、天照大神の幼名とも妹とも和魂であるともいわれている。(ウィキペディア「生田神社」より)
神功皇后を主祭神にしている神社はいくつかある。
たしか、最近いった京都の五条坂にある「若宮八幡宮」の祭神の一人が神功皇后。
生田神社東門
生田稲荷大明神
東門を入るとすぐに、「生田稲荷大明神」があった。鳥居がいくつも並んでいた。
SNS映えのしそうなところ。
ここ写真を撮ろうとしている人が、お参りもそこそこに、ポーズをとって写真を撮っていた。お参りの仕方を見て、日本人ではないかなと思った。
お参りをする人は、ぽつぽつとあったが。ポーズを決めようとしている人がいると、渋滞した。
御祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)という。保食神、御饌津神(みけつかみ)とも申し伊勢の外宮神と御同鉢であられ、古来衣食の神として尊崇篤く、三月の午の日の祭は餅撒き神事で賑わう。(駒札より)
楠の神木
東門を入って生田稲荷大明神と反対に楠の神木があった。
もう枯れてしまったようだ。輪切りにされた木も置かれていた。年輪を数えてみようと思ったが・・。
約五百年の年輪をもつこの柿の神木は昭和廿年六月五日の神戸大空襲で焼けただれましたが力強く蘇り、再生・再起
合格・復活・復興の象徴として信仰されています。(駒札より)
包丁塚
楠の神木の横にあった。
白い所が塚をとった包丁のような感じがする。
生田の森
生田稲荷大明神の前あたりに、生田の森への入り口があった。
「縁結びの水占い 金龍泉」と書かれていた。女性グループが何組か入っていった。
続いて行ってみた。
神社の境内に森があるのは珍しいように思う。大きくゆったりしていて、森らしかった。大きな神木があったりした。
金龍池
生田森坐社
その横には、生田森坐社があった。主祭神は息長足媛命(神功皇后)だ。
御神木
そして、大きな御神木があった。
かまぼこ発祥地
かまぼこの発祥地?かまぼこの発祥地という碑があった。
海が近い鯉宇部ならではの話かもしれない。
その起源を辿っていくと、古くは西暦二〇一年(津切元年)、神効豆が三韓への遠征の時に、ここ神戸の生日の社で、すりつぶした魚肉を等の先にきり付けて焼いたものを食べたのが、かまぼこの始まりという伝説があります。(石碑より抜粋)
源平合戦の古戦場
この辺りは、源平合戦の古戦場でもあったようだ。神戸という地は、山が海に迫り、土地が広くない。平清盛が遷都をさせて一時的に都になった福原もこの近くにある。
海も近く、生田神社は多くの歴史の場に顔を出すこととなったのだろう。
生田弁財天(市杵島神社・いちきしまじんじゃ)
御祭神:市杵島姫命
イチキシマヒメを祭神として祀る市杵島神社では、「市杵島姫命は天照大神の子で、皇孫邇邇芸命が降臨に際し、養育係として付き添い、邇邇芸命を立派に生育させたことから、子守の神さま、子供の守護神として、崇敬されている」という説明板がある。
<中略>
後の時代の神仏習合においては本地垂迹では弁才天に比定され、同神とされた。日本三大弁天とされる広島県の厳島神社・大願寺[6]、神奈川県の江島神社[7]、滋賀県の都久夫須麻神社(竹生島神社)・宝厳寺[8]ではいずれもイチキシマヒメと弁才天の習合がみられる(ウィキペディア「イチキシマヒメ」より)
生田池の横にあった神社。弁財天
横にある生田池に浮かぶ島のようだ。途中石橋があった。
生田池と右に見えるところに神社がある。手前見えるのが石橋の欄干。
本殿
楼門
花手水
生田神社の中には、花手水が二か所あった。
生田稲荷大明神の前と楼門も前。
生田稲荷大明神前
楼門前
梅
境内には二か所梅が咲いていた。
市杵島神社の前と楼門の横
市杵島神社
楼門横
女神の多い神社
主祭神が女神とあって、女神の神社が他より多いかと思った。
生田稲荷大明神の倉稲魂命と弁財天の市杵島姫命と生田の森の中にあった生田森坐神社の神功皇后。
縁結びの水占いもあって、女性に人気の神社なのだろう。
この神社に来たのは初めて。
神戸の大学に行っていたがので、三宮に何度も来た。仕事でも三宮には毎日のように言ったこともあった。
アクセス地図
〒650-0011 兵庫県神戸市中央区下山手通1-2-1
三ノ宮駅から徒歩で10分
中華街・南京町
生田神社から三宮の街中を見ながら元町の方に歩いた。
京都とも大阪とも違う街の雰囲気。
気軽な気持ちで歩ける感じがした。
そして神戸大丸が見えてきたら、中華街で有名な南京町も近く。
今中国では春節。2月10日・11日・12日と春節祭をしていた。
南京町真ん中あたりにある広場ではイベントが行われていて、すごい人だかりだった。何をやっているのかトントわからなかった。
帰り祭囃子が聞こえるのそのところへ行った。
南京町より一本山側にある商店街の入り口で獅子舞をしていた。この獅子舞は、このqと南京町まで行くようだが、ここでは、また人だかりでトント見えなかった。
南京町の中華街で食事をしようと思ったが、ここは価格的に少し高いのでは思っていた。
しかし、観光地価格としては手頃感のある店がたくさんあった。
遅い昼食を食べようと、店に入って、
ルーローハンセットとトンポーローセットを注文。
1,000円ぐらで定食が食べることができた。
食べた後、並ぶ店で、食べ歩きできる一口サイズの北京ダックを買って、立ち食い。
トンポーロもあったった。これらの一口サイズのものが350円から600円程度で売られていた。まぁまぁ手ごろで、色々なものを食べ歩きできそうだ。
いくつかとても長い行列の出来ている店もあった。
観光地の南京町に大阪からきて、ちょっと観光地旅行に来た気分を味わうことができた。
大阪は、便利なところだと再認識した。