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JR京都駅から歩き出した。
駅の地下道を上がって七条通を東に向いて歩いた。河原町通りを過ぎ高瀬川で曲がり川沿いを五条通に向かって歩いた。
この日はあいにくの曇り空。雨が降ったのか路面が濡れていた。
以前は七条通りから南に高瀬川が鴨川に流れ込む終点まで歩いた。今日はその逆を歩いてみた。
高瀬川(七条から五条の間)
この間の高瀬川は、四条あたりや七条以南と比べるとなんとなく雰囲気が違う。住宅地と観光地の狭間というのだろうか、住宅地と宿泊施設や料亭などが静かに入り混じってある。
雨が降った後、川も橋も建物も草木も道もしっとりしていた。
正面通通りで一旦高瀬川から離れた。
以前のこのあたりを歩いたことがある。その時のこの日ようなどんよりとした天気で雨が降りそうな天気だった。
高瀬川沿い
「不明門(あけずもん)」、七條通り、高倉通り、河原町通りと歩いて、高瀬川についた。高瀬川の橋のたもとに銭湯があった。朝から営業しているようで、曇天の薄暗い中で銭湯の提灯がやけに目立った。
高瀬川沿いを歩いていると、簡易の橋が架かっていた。
高瀬川から離れて細い道をウロウロ。
鴨川に出た。見えるのは「五条大橋」。
高瀬川起点
鴨川の横を流れるもう一本の流れがある。この流れは 丸太町から五条通あたりまで続く。夏場になると設置される「川床(かわゆか)」の下をながれる。流れの上にある床の涼を演出している。
↓鴨川と並行してながれる分流
↓高瀬川への流入口、高瀬川に流れがいくようにか、堰になっていた。
堰を越えたながれは、階段状の石段の上を流れていく。
高瀬川はこの流れから分流して、第二の「無鄰菴」の下をながれてか後、「一之入船」のあたり注ぎだす。第二の「無鄰菴」は現在「がんこ高瀬川二条苑」の敷地内にあるようだ。
「船入」は、荷の上げ下ろしをする「船泊所」だった。ウィキペディアで調べてみると、入船は、四条までの間に一から九まであったようだ。高瀬川は大阪と京都の間を結ぶ重要な水運だった。いまでは、昔の様子がうかがえるのは「一之船入」だけだ。他は石碑だけが以前にあった場所に建てられている。