白峯神宮へは3度目。
前の二回は冬・春の初め頃だった。
天気も曇り。
祭りの日と言うことで、人が多くいて、冬に行った時とは全く違った。
それ以上に 冬に行った時に感じられなかったこともあった。
出店が出ていた。
白峯神宮へは7月7日(日)に行われる蹴鞠神事を観に行った。
七夕の日、境内には短冊が飾られた笹が拝殿の柱に取り付けられてあった。
ちょっと笹の扱いが雑な感じはしたが。
スポーツ(球技)の神様 精大明神。
この日、精大明神が主役。
色々と、お供物が並べられていた。
前にはテントが立てられ、椅子が並べられていた。
ここで、精大明神祭の神事が行われる。
拝殿を挟んで反対側が蹴鞠神事をする鞠庭となる。
冬には気づかなかったこと。
精大明神から、さらに奥に行った。
冬に来た時は気が付かなかったが、境内のには大きな木があり、
その木々が夏の暑い日差しを遮ってくれていた。
木漏れ日のうす暗い感じが、冬に来た時と違った感じがあった。
この木漏れ日が、涼を誘った。
こんなに緑の多い神社だったのだと、再認識した。
いいところだ。
精大明神の横には「崇徳院」の碑と崇徳院が詠んだ歌
「 瀬を早(はや)み 岩にせかるる 滝川(たきがは)の われても末(すゑ)に 逢はむとぞ思ふ」
岩で別れた流れもいつかはまた一緒になるようにという意味、
崇徳院のまた京に戻りたいと言う思いが込められている。
歴史の中でもこの時代は興味深い。
拝殿の反対にある鞠庭には強い日差しが容赦なく照りつけていた。
蹴鞠場の横の建物の前には藤棚があり、鞠庭で蹴鞠を見るのにいい日陰ができていた。
藤棚があることは、冬に来た時には気が付かなかった。
蹴鞠は13時に始まると思い13時前に着くように歩いた。これ大間違いだった。
13時に近くなると、
徐々に、鞠場の周りに人が並び始めた。
藤棚の下はすぐ埋まり、角を曲がり人が並び始めた。
その横と並んだ。
ちょうど木の陰に立つことができた。
少し横は影が切れて強い日差しがさしていた。
この日はとてもいい天気だった。
日差しはそこそこ強かった。
待っている間、
空を見上げて、
いい色合いだと思った。
雲が少しある青い空に、緑の屋根に濃い緑。
街中にいるとは思えなかった。
暑いかと思うが、風のある日で、木が風にそよぐ音も心地よかった。
テレビからは、暑い暑いという言葉がしきりに流れてくるようになった。
しかし、まだ暑さの序の口。
まだ、吹く風があって、少し涼を感じることができる。
今までの経験からすると、
真夏になると、無風で息ができないほどの蒸し暑さになることがある。
まさに、サウナ状態になる。
こうなると、身の処しようがない。