雪残る京都散歩 烏丸今出川界隈と京都御苑・京都御所 20230128

寒波到来。京都にも雪が。何年ぶりかと言う大寒波がやってきた。

日本各地で雪を降らせた。

和歌山県新宮市で雪が積もったと。

兵庫県西宮市でも。

大阪市の住んでいる所や会社にある所は、雪はパラッと降ったが積もることはなかった。

1月28日、京都は雪が積もっていた。

朝10時半ごろ、地下鉄今出川駅を上ると、雪景色とはいかなかったが、歩道の端に雪が残り、真ん中はびちょびちょだった。車道の真ん中にも雪が残っていた。

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大聖寺・花御所の石碑

地下鉄出口の信号を渡ると、大聖寺がある。

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足利三代将軍義満が造営した「花の御所」跡に建つ格式高い尼門跡寺院で、歴代24代の内親王が住持を務め「御寺御所」と呼ばれた 。(「京都観光Navi」より)

大聖寺の庭園は、3月頃に一般公開されるようだが、普段は非公開。

大聖寺案内看板

大聖寺

ここには、花御所の石碑がある。

花御所石碑(大聖寺)

この辺りは、室町時代足利義満のころ、義光が政務をととった「花御所」があったところ。今は、ほとんどが、同志社大学のキャンバスになっている。
烏丸今出川交差点の北西あたりは、商業ビルなどが立ち並び、同志社のキャンバスとの間ぐらいに大聖寺がある。
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大聖寺は拝観はできない。が、御朱印は買うことができる。

f:id:m3785com:20230129154649j:image御朱印を買って、帰り、雪の上に足跡をつけてみた。
御朱印を買うには、入って前庭の奥まで行き、戸を開けベルを鳴らした。
奥から女性の声がして、出てきたの尼さんだった。事務の人でも出てくるのかと思ったが、ちょっと驚いた。お坊さんはよく見かけるが、尼さんに直にあったのは初めて。
この時に、拝観はいつごろできるのか聞いた。2月といっていたように思うが、違う情報では3月とあった。そちらの方が正しいだろう。
拝観できるときは、一度行ってみてみたい。めったに見ることができない庭を見ることができるかもしれない。

御朱印を買って、出る前に、庭の雪を踏んでみなくなった。
雪の上を歩いたサクサク感は久しぶり。子供ころを思い出す。
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雪が残る街中

烏丸通りから角を曲がった細い道。冬の低い太陽では、日が当たらず、雪が解けずに残っている。氷点下ではないので、凍っていなかった。
歩いていると、時々、雪が屋根から落ちる「バサッ」という音がした。
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持明院の跡地を見て。

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再び烏丸通りに戻って、京都御苑の方に向かって歩いた。

雪解け水。街に滝ができた!?

烏丸通りにあるローソンの前が滝のようになっていた。
ビルの上から雪解け水勢いよく落ちてきていた。
本当に、店が滝の裏にあるような感じ。
この店に入るときは、ちょっと気合を入れて、滝行か?
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北山もすこし雪化粧。
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ローソンだけでなく、道沿いの屋根から、雪解け水が滴り落ちてくるところがあった。烏丸通り 一条上西入ル観三橘

ボーッと歩いていると、濡れてしまう。歩道も雪解け水の水たまりがあった。

   

 

京都御苑

乾御門。門を通して京都御所の築地が見える。
京都御所の築地塀の屋根の上にも雪が残っていた。京都御苑 乾御門

日の当たるところと当たらないところで、雪の残り具合が違う。f:id:m3785com:20230128232730j:image

雪が残る京都御苑

京都御苑内の道は砂利道だが、日が当たるところは雪が溶けていた。
歩いてみて少し湿気ている感じはあるが、乾いてた。
砂利道の造りがいいのだろう。水捌けの良いように。
さすが、京都御所のある京都御苑。
御所東側の通りは、雪が解けていた。京都御苑 京都御所

北側は、日に当たらないところには雪が残っていた。京都御所 朔平門

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猿が辻猿が辻

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倒れかけている松。昨夜の雪で倒れかけたのではないが・・・京都御苑 倒れかけている松

   

 

京都御所

宜秋門。雪解け水が、バタバタと滴り落ちていた。京都御所 宜秋門 雪解け水が滴り落ちていた。

紫宸殿前の南庭は日当たりがよく、ほとんど雪は解けていたが、回廊の影になっているところには残っていた。朱色の建物と雪はコントラストはいい。西腋門と南庭の雪

紫宸殿の南面の屋根は、雪はかなり解けていた。承明門から紫宸殿

右近の橘の辺りに建物がたっていた。
この橘は樹齢170年をこえる老齢なので、負担がかからないように、雪から保護するために作られたのだろうかと思える。

この木に負担がかからないように、実がならないようにしている。
花が咲くと、できるたけ花は摘んでいるようだ。
昭和2年のこの橘の写真を見ると、きれいに円形に剪定されていた。
今は、伸び放題のような感じだった。京都御所紫宸殿

清涼殿。
清涼殿前の東庭は、紫宸殿が蔭になっていて、雪が解けずたくさん残っていた。歩くところもびちょびちょ。京都御所 清涼殿

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紫宸殿の北側はたっぷりと雪が残っていた。京都御所 紫宸殿 清涼殿前から

小御所と蹴鞠の庭
京都御所 小御所と蹴鞠の庭

御池庭

人が通らないので、雪が綺麗に残っていた。
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内庭
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御常御殿
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松の木にも雪が残っていた。
京都御所

京都御所を出て、再び京都御苑へ。

京都御所を出て、歩き始めて、なにか違和感を感じた。
広い道の真ん中に、道路標識が立っていた。
年末に来た時はなかった。
「歩行者専用道路」の道路標識。御所の東の通りに二本立っていた。なぜだろうか?自転車で通る人がいるかだろうか?京都御苑 交通標識

梅林

梅林の梅の木は、赤いつぼみをつけている木や花を咲かせている木があった。
梅林のむこうでは、雪遊びする子供たち。
この梅の木、花をつけていて目を惹いたが、花は咲いているのか枯れかけているのかという咲き具合だった。

京都御苑梅林の梅と雪

閑院宮跡

京都御所 閑院宮跡の庭

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今にも落ちそうな雪。
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京都御苑内。

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清和院御門から京都御苑をでた。出町柳駅までひと歩き。
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京都御苑の塀、すこし歪んでいるような。f:id:m3785com:20230129161126j:image

   

 

鴨川デルタ

鴨川デルタ

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この日は、一日で約20万歩前後。

京都だけでは少なくとも18,000歩ぐらいは歩いたか?

距離にして約10km。

Googleマップにルートを落とし込みしてみると、9.4kmだった。