7月初め、
出張で新宮へ。
新宮へ出張の時は、7時半ごろ新大阪駅発の特急くろしおで行く。
この日も、いつも通りのくろしおに乗ろうと、切符も買って、駅に行った。
この日は、前日から雨。和歌山県の方では大雨が降っていた。
ひょっとしてと思って、朝ちょっと目が覚めた時に、JRの運行の予定を確認した。
そのときは、何もなかった。
新大阪駅。
前もって買った切符で、改札をくぐった。
何か変だ。
改札を通った行先表示が間違っている?
嫌な予感はした。
気にせず、昼前に新宮到着までに食べる弁当をコンビニで買って、ホーム降りた。
駅弁にしようか迷ったが、コンビニ弁当にした。
ホームに降りて、
やはり間違っている。
いつなら、「新宮」となっているはずが「白浜」。
↓めったに撮れない行先表示。
どうなっている?
まさか?
駅員さんに聴こうかと思ったが、駅員さんがいない。
いつもなら、何人もいるのに。
一瞬、クレームを恐れて「逃げた!」かと思った。
嫌な予感。
「新宮」行きが、「白浜」行きに変更になった。
急に、行き先が急に変わって、クレームつけられるのを避けているのだろうか?
白浜より先は、大雨なのだろうか?
土砂崩れでもあれば、今日の帰りは、伊勢方面経由で帰らないといけない。
とりあえず切符を、紀伊田辺までに変更してもらった。
切符を変更する時に、聞いたら、次の新宮行の電車はわかりませんよ(新宮へ行くかも)とのことだったが、次の電車は2時間ほど後、到底約束に間に合わない。
なんとも、役所風だと思った。
紀伊田辺には10時前に着く。
紀伊田辺から先は、海側の公共交通機関は鉄道以外ないはず。
白浜から先、串本までは、山が海近くまでせり出している。
土砂災害が起こりやすい。
しかし、山側はバスがある。
熊野本宮大社のある本郡町へ行く中辺路(なかへじ)を通る。
平安・鎌倉時代には、上皇たちの熊野詣でよく利用されてた道。
紀伊田辺に到着した少し後に、本宮経由で新宮行きバスがある。
買ったお弁当どうしようか?
新宮到着前の、串本あたりでお昼ご飯として食べようと思っていた。
弁当をもってバスに乗る気になれず。
それなら、紀伊田辺までに食べないといけない。
お昼ご飯のつもりが、朝ご飯になった。
コンビニ弁当を、ころを見計らい食べた。
まだ、あまりおなかが空いていないので、
お茶で書き込むような感じで食べた。
おなか一杯。
それでも、お昼にはおなかが空く。
お昼は、エビや具沢山の天丼をごちそうになった。
この日買ったのは、コンビニ弁当だったが、
くろしおの中で弁当を食べるときは、時々駅弁を買って乗る。
駅弁のほうが、値段も高いとあって、美味しい。
気に入りの駅弁は「汽車弁当」。
昔ながらの駅弁で気に入っている。
値段も1,000円を切ってこの内容は満足できるものだった。
昨年買ったときは、1,000円を切っていた。
二週間ほど前に買った時は、1,000円を少し超えていた。
昔の駅弁の「幕ノ内」を思わせる弁当。
特急くろしおの車内では、
この電車は白浜より先へは行きませんので、これより先へいく旅行は取りやめてくださいという、断言的なアナウンスが流れていた。
本当か?
このアナウンスを聞いて、
この電車ではいけないけど、新宮へ行くにはバスがあるよと。
新宮までの間の周参見や串本へ行くバスはないが。
串本へはひょっとしたら、新宮経由で行けるかもしれない。
帰りは、新宮発新大阪駅行き最終に乗って帰った。