祇園祭は7月1日から7月31日までの一か月。
その間にいろいろな行事がある。八坂神社に予定を記載した看板があった。
祇園祭の山場は、山鉾巡行。17日に前祭り24日に後祭り。
新型コロナの影響で、昨年と今年は山鉾巡行はなかったが、今年は一部で山鉾が建ち、囃子が奏でれられ、祇園祭りの雰囲気があった。
最終日は、八坂神社の西楼門入ってすぐにある「疫神社」神事が執り行われる。
「疫神社夏越祭」
八坂神社 疫神社夏越祭、朝10時から。
10寺に間に合うように行った。
終末の土曜日の9時半ごろとなると、人も車も少ない四条通り。
突き当りにある八坂神社。
拡大すると、準備している様子が伺える。茅の輪も見える。
夏越祭だから茅の輪があるのだろう。7月1日から設置されていたようだ。
この日は、八坂神社の西楼門の朱色が、朝の日の中、鮮やかで周り緑に映えてきれいだった。塗り替えでもしたかのように。
疫神社前では、式の準備が進められていた。
疫神社は八坂神社の摂社。蘇民将来を祀っている。
式の後に茅の輪をくぐろうと、列ができていた。式前の列まだそれほど長くない。
式が終わって、一般の人の茅の輪くぐりが始まっても、列は伸びた。
9時45分頃、舞殿の近くの社務所あたりにいると、本殿の方から夏越祭を行う神職人がやってきた。これから「疫神社夏越祭」が始まる。
式の様子
大きくない神社の前には、徐々に人が増えてきた。
写真左手には、茅の輪くぐりを待つ人の行列。
西楼門から
茅の輪くぐり待ちの行列の横を過ぎて円山公園向かって歩いていた。
静かで、ほとんど人通りがない。円山公園にも人はいなさそうだ。
7月最終日。朝からそこそこ暑かった。
本殿横にも茅の輪があった。
茅の輪をくぐるとき「蘇民将来子孫也」といってくぐるそうだ。
この茅の輪じついては、八坂神社の祭神素戔嗚尊は、その昔、蘇民将来に「世に疫病が流行すれば、蘇民将来の子孫といい、茅の輪をつけておれば免れさせる」と約束されたと言う説明があった。
ここは行列もなく、時々、くぐりに来る程度だった。
通るだけの人、左、右、左と八の字にくぐる人といろいろだった。
この日は、天気も良く、とても暑かった。朝はいつもより少し早めに行った。
朝の人の少ない時間帯の京都を歩くのが好きだ。