神戸散歩 神戸駅・横溝正史生誕地の碑・神戸ハーバーランド・モザイク 2019年8月31日(土)

★★★目次★★★

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お盆を過ぎてから、すっきりしない天気がつづいている。晴れの日もあるが、昼過ぎると曇りだし 、急に大雨が降り出すこともあったりで、天気が不安定だ。

この日、久々に神戸ハーバーランドに立ち寄った。昼頃に到着。天気は薄曇り。JR神戸駅を下車。

JR神戸駅

JR神戸駅は神戸の繁華街の中心の三宮から西へ約2km離れたところにある。
普通は都市名が付く駅が中心地(繁華街)になることが多いが、神戸は違う。
三宮が神戸市で一番繁華なところ。JR神戸駅の周辺はかつては工場や倉庫街だった。
再開発がおこなれ、商業施設ができた。
阪神大震災の後、三宮より被害がすくなかったこのあたりはいちやく復興した。ダイエーや阪急の店が再開した。三宮の復興とともに、売り上げも下がり、阪急が退店し、ダイエーも退店した。
今は、イオンが委託を受けて神戸ハーバーランドumieとなり、大きく変わた。
神戸ハーバーランドもスクラップアンドビルドが繰り返された。
ここに来ると神戸港・大阪湾を眺めながらのんびりできる。

神戸という街の雰囲気はとても好きだ。京都とはまた違った趣がある。

周辺には国道より海側に、新しいビルが立ち並ぶ。

駅の海側の出口を出るとすぐハーバーランドへ続く地下街【デュオこうべ(DUO KOBE)】への降り口がある。こちらの出口から出た人のほとんどはこの地下道へ降りていく。地下街にはイベント広場や飲食店や色々な店が並んでいる。

 


JR神戸駅J 普通電車の到着と貨物電車の通過

 

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横溝正史生誕の地

最初の目的地は、「横溝正史生誕の地」の碑。神戸駅から徒歩10分ほどでいくことができる。

「横溝正史の生誕の地」は神戸市中央区東川崎町5丁目にある。実際の生誕地は、東川崎町3丁目あたりのようだ。今は工場やマンションになってしまっているようだ。

 メビウスの輪が石台の上にのった碑だった。横にある説明文には、この碑ができた経緯がかかれていた。陳舜臣氏などの有名な推理作家の名前もあった。横溝正史氏の小説は翻訳されて世界中で読まれているともあった。そして、なぜメビウスの輪なのかの説明もあった。説明文には、「複雑に絡み合った難事件が、名探偵により、見事に解決されていく横溝文学にイメージを得た。」とあった。

この碑の後ろは、高潮の防潮堤があった。高潮の時はこのあたりまで、海水があがってくるということだろう。作られたのはずいぶん前だが、この防潮堤より海側にハーバーランドがある。

 

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神戸ハーバーランド 

 1982年(昭和57年)11月に貨物駅としての営業を終了した旧国鉄の湊川貨物駅[1]や、川崎製鉄(現在のJFEホールディングス)・川崎重工業といった沿岸一帯の工場の跡地約23ha(ヘクタール)[1]を1985年(昭和60年)、再開発に着手し、1992年(平成4年)9月に街開きした市街地である[1]。 東端は大阪湾に面し、従来工場や倉庫など港湾施設で占拠されていて一般市民が近づけなかった臨海部を市民に開放する狙いを持ったウォーターフロントが開発された[1]。 当時、政府が奨励していた民間活力導入の方針に沿って神戸市が購入した土地で民間企業が事業を展開する方式で開発が進められ[1]、総事業費は神戸市と民間企業合せて3000億円以上に上った[3]。(ウィキペディア「神戸ハーバーランド」より)戻るへ

横溝正史生誕地の碑から少しあるくと、神戸ハーバーランドumieが見えてくる。手前はハーバーランド公園。

はねっこ橋

公園の通りぬけると海につく。その先に「はねっこ橋」がある。

モザイクガーデン内にある、可動式の橋がはねっこ橋。1990年に造られたようだ。以前行った時は気づかなかった。

あまり稼働しなかったようだ。 2007年に日本で初めての神戸観光の水陸両用車が運行されるようになり、はねっこ橋を通るようになって、開閉される機会がふえたようだ。
しかし、いつのまにか水陸両用車も廃止されたようで、調べると今年は、ゴールデンウィークイ限定で運行されていたようだ。

ハーバーウォーク


海沿いに木製デッキがあり、そこ歩くのはいい感じだ。以前来た時比べて、長く広くなったように思える。前にここに来たのは、15年ぐらい前だ。それからすると随分変わった。

 

   

モザイクガーデン




神戸モザイクは、神戸港のウォーターフロントに阪急と東宝と三井倉庫が出資して神戸モザイクが1992年にオープンした。対岸のポートタワーやメリケンパークが望める立地だった。ハーバーランド全体不振になったときでも、モザイクは堅調な営業を続けたようだ。イオンが運営するようになって、umieモザイクとなり、umieの一部になった。アンパンミュージアムもできていた。この日は、モザイク内は歩かなかった。

15年ほど前によくいった。その頃に比べて随分変わった。当初は神戸モザイクが中心のようだった。モザイクには今もある大観覧車の他にメリーゴーランドやミニコースタやお化け屋敷もあったが、老朽化で営業終了。モザイクに行く途中に阪急やダイエーがあったようなものだった。目的地はモザイクだった。

モザイクガーデンから

この日は、2019よさこい祭が行われていた。ハーバーランド公園から、趣向を凝らした祭り衣装を身にまとった若い人が踊りの練習をしていたり、グループとすれ違ったりした。一般人よりはるかに多いように思った。これらの人を除くと、このあたりは閑散とした感じになるのだろうか?

 

JR神戸駅前のハーバーランドへの地下街への階段を下りた広場でも、よさこい祭の踊りが行われていた。