背割堤 三川合流 宇治川・桂川・木津川 2019(01)0622

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三川合流

宇治川、桂川、木津川の三川合流地域の背割堤。地図ではよくみていた。どのような景色なのか興味があった。

京都の賀茂川と高野川の合流点の鴨川デルタのようで、それが二本から三本になったような印象を持っていた。

↓鴨川デルタ

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しかし、これら三川の規模は賀茂川や高野川の比ではなく大きい。
合流地点も比べ物にならないほど広かった。
そもそも宇治川と木津川の合流点は、このあたりではなかった。洪水発生時両河川をスムーズかつ安全に合流させるために設けられた堤が背割堤だ。1.4kmある。

 背割堤(せわりてい)は、京都府八幡市にある堤防である。宇治川(淀川)と木津川の合流部に全長1.4kmにわたって2つの河川を区切るように設置されている[1]。洪水発生時に両河川をスムーズかつ安全に合流させる役割を果たしている。 淀川河川公園の景観保全地区に指定され、ソメイヨシノが約250本植えられているため、毎年4月には花見客でにぎわっている。(ウィキペディア「背割堤(八幡市)」より)

 

この日は、八幡市駅から歩いていった。

 ↓御幸橋手前から八幡市・男山方面。

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↓木津川に架かる「御幸橋」八幡市からはこの橋を渡る。

御幸橋(木津川)

↓木津川

木津川

   

 

 さくらであい館

背割堤の入り口の道路隔てて向かいにあるのが「さくらであい館」。道の駅風のサイクリストたちの休憩所のような感じ。

「さくら」とついているのは、背割堤はさくらの名所でもあるからだろう。ここの桜を見たことはないが、春になると1.4kmの堤植えられた桜が咲く。桜の花の咲くころのには、多くの人が詰めかけるのだろう。この施設で「さくら」を観に来た人が休憩して、そこに出会いがあるようにという意味でつけられたのだろうか?。
桜の頃また行って、堤に咲く桜を観てみたいと思う。

休憩所の前には広いスペースがあるが車が止まっていない。

競輪選手のようないでたちで、競輪に使われるようなスタンドのない細いタイヤのサイクリング車に乗っている人が沢山休憩していた。
スタンドがないサイクリング車は、サドルをバーに引っ掛けて置いていた。

この自転車掛け場所が広く取ってあった。

さくらであい館の中は、ショップはなく、事務所のところに少しだけ食べものが売っているだけでだ。ドライブインのようなものではなく、本当に休憩所という感じだ。

この施設の横には、搭がある。だれでも上がることができる。ここに上がると、背割堤の様子がよく見える。
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さくらであい館

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さくらであい館と搭

さくらであい館の塔から

背割堤(三川合流点)宇治川と木津川

背割堤

堤の上は遊歩道のように舗装されていた。堤の周りは周回道があり、そこを自転車が走ったり、ジョギングしたり、歩いたり。堤の上もジョギングしている人がいた。先端まで1.4kmほどなのでちょうどいいいいジョギングの距離かもしれない。
この日は、休日のスポーツにいそしむ人ばかりだった。
日差しのきつい日だったが、堤の上を歩くと、両側が川の為か、涼しい風が堤を吹き抜けた。

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堤の下の周回道。
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背割堤先端 

背割堤はこのあたりで終わり、しかし、まだ先がある。これ以上いけない。草がすごく茂っていた。その先、宇治川と木津川の合流点は見ることができなかった。

背割堤先端

クスノキ。木津川の左岸に堤にあったクスノキがここに移植された。弱っているようだ。切りとられた枝が近くにまとめて置いてあった。
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クスノキの周りは、草原ともいえる原っぱが広がっていた。モンシロチョウがあちこちで飛んでいた。
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↓宇治川
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 後日譚 川の北の山崎からアプローチ

後日、川の北側の山崎の方から合流点が見えるか行ってみたが、草の成長が早い時期、背より高い草に阻まれて見れなかった。
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淀川と桂川の境の碑は見つけた。

ここが県境にあるのか、地図で見るとちょうど、宇治川と木津川が合流して、川に桂川が合流する地点にあった。

「従是淀川」「従是桂川」と書いてあった。
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 動画:背割堤


背割堤 三川合流地域(宇治川、桂川、木津川) 合流点は見れなかったが、いいところだ。