紀勢東線
紀勢東線は、紀勢本線の三重県を走る路線。
紀勢本線は、和歌山県の和歌山市駅から、三重県の
亀山駅までの384.2km。
和歌山市駅から新宮駅までが、紀勢西線、新宮駅から亀山駅までが、紀勢東線。
今もそんな分け方をするにだろうか。
時刻表を探しても、紀勢東線の存在は薄い。
沿線はローカル線の色濃い、鉄道好きには惹かれる路線だ。
三瀬谷駅
三瀬谷駅を利用するのは、3回目。
一回目利用したのは、2年前の3月。
今回も3月。
一回目の天気は雨だった。3回目の今日も朝から雨だった。
季節の変わり目で雨が多いのか。
近くにある大台ヶ原は屋久島と並んで日本一雨が多いところ。大台ヶ原は奈良県と三重県の境界にあり三重県側は多気郡大台町。三瀬谷駅も大台町にある。駅の観光案内には、大台ヶ原が書かれていた。
少し南にある三重県尾鷲は日本で4番目に雨が多い地点となっている。
この駅も多気駅と同様に特急停車駅だが、止まる列車の本数が多くない。
一時間に1本多いときで2本。
駅舎も小さい。
小さな山小屋なのような駅舎。
この辺りは、時間が止まったような感じがする。
駅からは、駅に隣接して国道沿いにある道の駅やマックスバリュが見える。
別世界のような。
駅からマックスバリュの看板は見えているが、駅からマックスバリュに行くには、駅の西にある出口を出て、街中を歩いて、踏切を渡り国道へと大回りしないといけない。
とても便が悪い。
駅の東に出口があればすぐなのだが、そうすれば、もう少し利用者が増えるのではないかと思う。
紀勢線の乗客数が少ないという問題を解決するには至らないだろう。
ローカル線色の濃い駅。
駅舎内、
火災報知器のベルの上にツバメの巣があった。ツバメの巣に注意という張り紙もあった。
駅舎内から駅前。
タクシーが数台待っていた。行ったときは、大抵、タクシーは2・3台停まっていた。
駅前に食堂がある。前回はここで食事をした。
さらに進むと行列ができるラーメン店があるようだ。
周辺の観光案内。
阿曽駅
ここは本当に田舎の駅のようだった。
各駅停車しか止まらない駅。
駅舎と言うか、とてもシンプル。
上り9本、下り9本。
外からみると、余計に小ささが目立つ。
壁も塗り替えられたのか、黄色い壁はまだ新しそうだ。
ちゃんと手入れはされているように思う。
駅前。