多気駅・三重県の紀勢東線のローカル線の要所な駅 20230312

多気駅

三重県にあるJR東海の紀勢線の駅。この駅から伊勢市・鳥羽駅に向かう参宮線が分岐している。

この駅には、各駅停車だけではなく、名古屋と那智勝浦駅と結ぶ紀勢線の特急「ワイドビュー南紀」や名古屋と鳥羽を結ぶ参宮線の快速列車「みえ」など全ての列車が止まる。

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新宮方面の各駅停車の列車の多くが当駅発着。

新宮方面から来た各駅停車。

この列車に乗ってきた。
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新宮方面から各駅停車で名古屋・松阪方面に行くには、ほとんどの場合、この駅で参宮線の亀山方面などの列車に乗り換える必要がある。

↓亀山駅行参宮線の列車が到着した後、向かって左が、紀勢線新宮から来た列車、多気駅止まり、向かって右側が参宮線列車亀山駅行き。
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↓上り(名古屋・松阪方面)ホームから撮った。

田んぼの中にある駅と言う感じがする。

ローカル線の駅っぽくていい。
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新宮から列車に乗って終点多気駅で降り、同じホームで待っていると、しばらくして、参宮線の亀山駅行き各駅停車がやってきた。
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この列車で、松阪まで出て、大阪・京都・名古屋・伊勢市・賢島行きの近鉄特急に乗り換える事ができる。

 

新宮・鳥羽方面(下り)ホームへは、この階段を上がって陸橋を通って行く。

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下りホームは上りホームに並行してあるのではなく、少し松阪駅よりにある。
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改札口も同じく階段を上がり陸橋を通って行く。

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この日は、改札を出なかった。

 

紀勢線を新宮駅から名古屋に向かう各駅停車は1日に十本ほど。各駅停車うち5本が多気駅行き。そのうち3本が途中の紀伊長島駅まで、後一本は熊野市駅行き。残り一本は多気駅より先に行く亀山駅行き。プラスして名古屋行き特急は4本(那智勝浦駅発)ある。

上りは14本下も同じ

 

紀勢線を新宮方面からから各駅停車で松阪には行くには、多気駅で、参宮線に乗り換える。
JR松阪駅は近鉄電車と共用している。この駅で、近鉄と乗り換えができる。
伊勢志摩ライナー、火の鳥などの近鉄特急を利用でき。大阪や名古屋、伊勢志摩行へは、JRより格段速く行くことができ、本数も多い。鉄道交通の便がいい。


ただ、松阪より南の公共交通機関となれば、JRだけになる。
松阪駅には、参宮線と多気駅発新宮行きの列車の乗り換え案内があった。
新宮行(下り)は、のぼりより、松阪駅にとまる列車が多そうだ。
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今は、道路の整備が進んできている。新名神から伊勢道そして紀勢道を使って、尾鷲市・熊野市近くまで行くことができるようになった。西側は「すさみ南」までと勝浦ー新宮間が開通している。
いずれは尾鷲市、熊野市、新宮市を通り那智勝浦、串本を通りすさみ、白浜、田辺、御坊、海南、和歌山と紀伊半島を周回する道ができるだろう。予定地の土地買収も進んでいる。

そうなった時の、鉄道の立ち位置はどうなるのだろう。

紀勢線の和歌山側(紀勢西線)では白浜以降、三重県側(紀勢東線)では多気以降があぶない。廃線、三セク移行になるかもしれない。

まだ、数年先のことかもしれない。自分がまだ元気なうちは、大丈夫かもしれない。

 

最近、奥伊勢方面に仕事で行くことが増えた。大阪からだと、近鉄で松阪駅まで行き、そこから、JR紀勢本線に乗り換えて、南に行く経路をとる。

紀勢本線はとても本数が少ないので、長い時間待たないといけない。多気駅から新宮駅にかけての紀勢線の駅は、ローカル線の雰囲気たっぷりだ。

 

photo.talk-turkey.com