熊野若王子神社
落ち着くところ。
京都を歩くときは、休憩もほとんどなく歩く。
昼食を摂らず歩くこともある。
休憩することはほとんどない。
ひたすら歩いて、写真を撮る。
ただ、
春に、この熊野若王子神社に来た時だけは、お参りした後、境内にある木製のベンチに腰掛けて、タバコを一服して、缶ジュースを飲む。
ベンチのそばに灰皿がちゃんとある。
ここで、休憩するには、ひとつの目的がある。
人の気配がしない静かな境内。
裏山からウグイスや鳥の鳴声が境内に響きわたる。
↓その時撮った動画
人気のない境内で、腰かけて、青い空と本殿裏山の緑、そして、うぐいすの声。
とても、落ち着く組み合わせ。
気に入っている。
熊野若王子神社は、哲学の道の南端から少し上がったところにある。
人気の観光スポットから少し歩いたところで、いいところがあると思った。
桜の季節などイベントのある時は当然、人がたくさん来るが。
どちらかというと、静かな神社。
参道をあがる階段の風景のいい感じだ。
ここより少し山側に、桜花苑という桜の名所がある。
さらに山の方に進んで上がっていくと、小さな滝がある。「千手乃滝」という。
この神社は、京都三熊野のひとつ。
熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)のうちの、熊野那智大社に相応ようするようだ。
京都熊野神社で、京都三熊野は熊野三山のどれに相応するかは特にないとは聞いていたが、ウィキペディアにはどの神社が熊野三山に相応するか書いてあった。
★アクセス
市バス「南禅寺・永観堂前」下車、徒歩約10分
市バス「東天王町」下車、徒歩約10分