雨の日曜日 大阪(梅田)界隈周辺散歩 泉の広場(泉がある頃) お初天神(露天神社)の散りかけた桜&天満の天神さん&「すべらんうどん」2019(31)0414

昼前から雨が降り出した。しとしとと。傘なしでも少しくらいは大丈夫程度の降り方。

これぐらいの雨なら歩けるかなと、とりあえず駅に向かった。

雨だと人出も減るはずだろうとも思った。

梅田から、歩いてお初天神の方へ。

ウメダ地下街を通った。泉の広場あたりで地上に上がった。

「さよなら泉の広場」のインベトが行われていた。長年親しんだ泉の広場の噴水が改装でなくなるようだ。

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↓お初天神商店街 いつも人で混み合うお初天神商店街も、人通りはいつもより少なめ。

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この商店街を歩いていてお初天神に行く。入り口はは本当に目立たない。ビルの隙間にあるような感じだ。

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お初天神は正式名は「露天神社」。堂島新地の遊女「お初」と内本町平野屋の手代「徳兵衛」がこの境内の「天神の森」で情死した事件を題材に近松門左衛門の「曽根崎心中」を書いた。この「曽根崎心中」が話題になり、多くの人がこの神社に参拝した。もの語りのヒロインの「お初」の名前が一躍有名になり、露天神社を「お初天神」と呼ぶようになったのだろう。そして、今では「お初」と「徳兵衛」の二人の悲恋の物語の舞台のこの神社が、恋愛の神社として知られるようになったのだろう。「恋人の聖地」として、多くの女性やカップルがこの神社を訪れている。

近くの商店街の名前も「お初天神商店街」。本来の露天神社とう名前よりも有名になった。

「恋人の聖地」と書かれたのぼりがあった。

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女性の参拝者が多い。

以前行った時は、参拝する人(ほとんど女性)が列をなしていた。あまり長居できず出た。

雨でシットリした感じと人が少なく静かな感じが良かった。これぐらいの雨の日もいいなと思った。

葉桜になりかけの桜の少し残った花のピンクと若い葉の萌黄色がいい感じに思えた。写真ではあまりいい感じに映っていない。

本殿にお参りをして、本殿に目を移すと、欧米系に見えるの若い女性が、巫女さんの衣装を着て舞を舞ってるのが、半透明の格子扉の向こうに見えた。

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露天神社は梅田の繁華街とビジネス街の狭間にある。境内からはどの方向を見てもビルが見える。

入り口は東西南北とあるようで、入ったのは北の入り口から入った。

東の入り口は、路地に繋がっていた。路地には、飲み屋さんとかが並んでいたのだろうから?そんな雰囲気がある路地。これがお初天神らしいように思う。

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南の参道がメインのようだ。この参道はは、ビルひとつ隔てた国道からなのか、道路を一つ隔てた高層ビルが参道のためにピロティになっていた。

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国道二号線の歩道手前から撮った写真。

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いい感じだった。

ゆっくりとお初天神さんを参拝して、次へ。

   

 

その次は、大阪天満宮まで歩いた

途中、少し大回りして、大阪地方裁判所の通りを歩いた。平日は人や車がそこそこ行き交う道路も、雨の休日。人がいない。いい感じだった。

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そうしているうちに、天満の天神さんの鳥居が見えてきた。
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大阪天満宮も人がすくなく、ゆっくり参拝できた。

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この日は結婚式がおこなれていた。
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帰るときは、いつも商店街に近い繁盛亭のある北西の出入り口から帰るのだが、この日は、空いていることもあった、傘をさして、境内をうろうろした。

そして、繁盛亭の出入り口と反対(北東)にも出入口があるのに気が付いた。昔はそんなこと気にせずに歩いていたのだろうが、この日初めて認識した感じ。

出口の横に白米社・稲荷奥宮・吉備社・八幡社・松尾社・霊符社など多くの神様が祀られていた。そのうち、上に書いた6柱にお参りした。

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その出口をでると、目につくのが「すべらんうどん」ののぼりだった。

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天満の天神さんは、合格祈願で、シーズンになれば、大勢の受験生や親が参拝する。「通り抜け参拝」というのも受験シーズンの2月にあった。多くの受験生が列をなして、それを見守る親御さんもたくさんいた。そのつながりでの「すべらんうどん」だろう。

 

出口を出を細い道隔てて、神社がある。敷地には「星合池」という小さな池がある。奥には「祖霊社」「高座招魂社」「宇賀社」がある。

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そこの「星合茶寮」で、「すべらんうどん」を食べることができる。昭和を思わせる造りのお店だ。

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きつねうどんを注文した。値段は400円。商店街で食べるより安そうだ。

薄味の大阪風の味だ。麺は、幅広、キシメンのより少し幅が狭く。厚みはふつうのうどん。そして、幅広の麺の真ん中に長い切目が入っていた。「これが、すべらんうどん」の特徴なのかと思った。後で聞くと、この切れ目の部分に箸やフォークを入れると麺が引っかかって、すべらないということのようだ。想像力欠如の自分は説明を聞くまで、麺の切目の意味が分からなかった。のぼりにもイラストがあった。注意散漫。

写真はとらなかた。他に二組お客さんがいて、いい年をしたおっさんがスマホで写真を撮るのはなんか気恥ずかしかった。

 

いつも通る繁昌亭のある商店街に近く出入り口。

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