西向日駅前 (にしむこうえき)
京都市に三方を囲まれ南西は長岡京市と隣接する「向日市」。
その向日市にある阪急西向日駅。
ブログの記事をしらべると2018年3月に来ていた。
あれからかなり整備されたようだ。

そして、駅舎から駅名版がなくなった。
2018年3月

西口を出ると、小さな公園にようなところがあった。

そこには、長岡京跡の案内などや

長岡京大極殿跡の碑などがあった。
長岡京は長岡京市だけではない。
「西向日」駅からすぐのところに
朝堂院跡を残す朝堂院公園があった。

朝堂院公園
朝堂院は、当時のお役所の集まる所で、
行政の中心だったのだろう。
2018年に来た時は
この時案内所で長岡京について
いろいろと話を聞いた。
桓武天皇がなぜ
この長岡に都を遷都しようとしたかなど。

この記事にその内容をまとめた。
何故長岡京へ遷都したのかは、
奈良の旧勢力から逃れる為であると聞いた。
奈良は天武天皇系が占めていたのだろう。
天武系から天智系へ
桓武天皇の父・光仁天皇は天智天皇の孫。
天武系の男系。
光仁天皇は62歳という高齢で天皇になり、
その後を継いだのが桓武天皇。
桓武天皇は、天武天皇系が多く古い体制からの脱却と
身の保全を考えての遷都だと思う。
渡来系の秦氏が長岡京の少し北の嵯峨野にいたのが動機のようだ。
しかし、長岡京への遷都は784年。
10年後の794年には、さらに北の今の京都がある平安京へ遷都してしまう。
これは、弟の早良親王の事もあり、
長岡京を斜めに横切る善峰川が度々起こす氾濫もあったようだ。

少し色あせた案内があったが
2018年には、この看板を見ていたのだろう。

新しい説明看板があった。
2018年3月になかったと思う。

その案内には、
立体模型のような案内もあった。
このようにしてもらうと、
とても分かりやすい。

公園の案内地図。これは平面の地図。




ひとまわりした後、
公園内にある案内所に立ち寄った。

案内所に入り、
展示物を見ていると、
案内所の人がこれからどこへ行くのかと聞きいてきた。
「向日神社」と答えると。
案内所にあるリーフレットを持ってきて、
その中にある地図で行き方を教えてくれた。
この地図今回の散歩でとても役に立った。
向日市内のスポットが記載されていてとても分かりやすかった。
大極殿公園・乙訓景観十景
朝堂院公園を出て、次へ向かった。
地図をもらっていなかったら
この角(下の写真角)を左に曲がっていたかもしれない。
ここでいったん案内所でもらった地図を見て、
まっすぐ行くことにした。
この先まっすぐ行くと「大極殿公園」がある。

大極殿公園

宝幢(ほうどう)

宝幢は、古代中国伝来の儀式用旗飾りで、長さ約9mの大柱の上に、
青龍、朱雀、白虎、玄武の旗がはためき、鳥・日・月の飾りが華やか揺れいたようだ。
合計7本あったのだろうか。


乙訓景観十景
京都市西京区にある正法寺の前の梅林から景色のも乙訓景観十景に選ばれていた。

公園を北の方に向かってあるいていくと、朝堂院公園にあったのと同じ案内があった。

模型図
ちゃんと現在地が示されている。

先ほどの宝幢の場所も示されいる。
宝幢跡が二つあったのは、7つのうちの左の二つ。

とてもよくわかる。
そして、この看板。

色々な情報が絵入りで紹介されていて、
とてもわかりやすかった。
その裏には、航空写真に長岡京を描いた写真があった。

長岡京はこんな感じだったのかと、見入ってしまった。
この後行くのは、長岡京に食い込んできている丘陵。
そこには、向日神社や古墳群がある。
長岡京の先に見える山には石清水八幡宮がある。
さらにARで当時の様子を見ることができる。
それぞれの建物がどれだけ大きかったかを視覚で感じることができた。
ARのアプリをダウンロードして試してみた。
アプリでその様子を保存することができるので、数点保存した。
ARを一つ。

現在は


長岡京跡は2028年に来た時より、整備が進んでいたと思う。
朝堂院公園は2018年にはあったが、
大極殿公園はあったかどうかは、記憶にない。
ただ、大極殿公園の碑の後ろを見ると2019年とあった。


平成22年には今の上皇様と上皇后様がこの地を訪れてられている。


そして天皇陵にある宮内庁の説明案内板に模した案内板。

なぜか、
大極殿公園を出た道路わきにも宝幢があった。

ここの説明板は新しくカラー写真があったので、前述の宝幢の説明に使った。
この道の先に向日神社がある。
向日神社は、この土日なにかやっているのか?という疑問がある。
祭は先週に終わっている。
行く日の前の土曜日。
Googleマップで、向日神社を見ると、「混みあっている」とあった。
祭が終わっているのに何故かなと、疑問だった。
その疑問の解決の為にも向日神社へ向かった。
この日の行程地図
