来迎院(らいごういん) 融通念仏 良忍上人 融通は宗派を超える? 雪の残る「呂川」沿い「律川」の音無滝など巡った 【京都市左京区】20260211

 

三千院にお参りした後

ここまで戻ってきた。

上の写真の前は四方向に道が分かれている。

バス停に続く道、

駐車場からさらに大原の集落の南へ?行く道、

そして山の方へ向かう道。

この後どうするか?

バス停に戻るか、

それもあまり面白くない気がする。

 

近くで、夫婦の話声が聞こえた。

奥さんがこれからどこ行こうか聞いたのだろう。

旦那さんの声で

「来迎院に行ったから十分」と言っているのが聞こえた。

来迎院って、どんな所なのだろうか?

そんなにいい所だろうか?

来迎院の宗派の熱心な信者さんなのだろうか?

 

来迎院

あまりきいたことがない。

 

来迎院があるのは、山へ向かう道の先。

ここからは少し上がって行くことになる。

どうしようか、迷った末に

もう十分と言わせたお寺がどんな所か

徒歩5分とあった。

行くことに。

京都大原 来迎院

天台宗のお寺。

平安時代末期の「融通念仏」の開祖良忍上人が再興したお寺。

「融通」という言葉からは、

大阪の谷町九丁目にある融通尊藤次寺が思い浮かぶ。

谷町九丁目の交差点の南西角にあり、存在感のあるお寺だ。

2025年6月29日撮影 融通尊藤次寺 谷町九丁目交差点

2025-06-29 14.30.54.jpg

 

ちょっと疑問がある。

由緒書きを読むと来迎院は天台宗のお寺。

天台宗は伝教大師の最澄が開祖の宗教。

大阪の谷町の融通尊藤次寺はどうも空海である弘法大師と関係あるようだ。

最澄と空海はライバルと見ていい。

ちょっと不思議だ。

2025年6月29日撮影

GoogleGeminiに聞いてみた。

 大原の来迎院は良忍が「融通念仏という教えを生み出した場所」であり、

谷九の藤次寺は「融通のご利益を象徴する場所」という役割の違いがあります。

1. 京都・大原「来迎院」:融通念仏の「発祥の地」 良忍上人はもともと比叡山で修行した天台宗の僧侶です。

天台宗との関係: 良忍は比叡山の「エリートコース」を離れ、静かな大原に隠棲しました。そこで天台宗の伝統的な修行である「常行三昧(歩きながら念仏を唱える)」を深め、独自の「融通念仏」を感得したのです。

来迎院の役割: ここは天台宗の寺院でありながら、良忍が**「声明(しょうみょう:仏教音楽)」**を大成させた聖地でもあります。

どう見るべきか: 「天台宗の僧侶である良忍が、天台の教えをベースにして、新しい念仏の形(融通念仏)を産声をあげさせた場所」と捉えてください。

2. 大阪・谷九「藤次寺(融通尊)」:ご利益の「ブランド化」 こちらは少し毛色が異なります。藤次寺は高野山真言宗の寺院です。

真言宗なのになぜ?: 藤次寺が「融通尊」と呼ばれるのは、弘法大師(空海)が「願いを融通してくださる」という信仰が後付け、あるいは独自のルーツで発展した側面が強いです。

「融通」の意味の広がり: 融通念仏宗(良忍)の「融通」は、1人と万人が繋がるという哲学的なシステムを指しますが、藤次寺の「融通さん」は、お金や願い事を**「融通(工面)してくれる」という現世利益**としての性格が強調されています。

どう見るべきか: 「宗派を超えて『融通』という言葉が、人々の願いを叶えるパワフルなキーワードとして定着し、真言宗の寺院でも特別な信仰対象(融通尊)として祀られるようになった」と見るのが自然です。

AIなので、どこまで正しいかわからないが、

おおむねこんな感じなのだろう。

同じ「融通」でも違うものだ。

 

   

 

歩いていると、良忍上人の人生を描いた看板があった。

良忍上人の生涯をえがいていた。

 

さらに歩くと、

赤い門があった。

来迎院の門かな?

いや三千院の朱雀門だった。

f:id:m3785com:20260214165333j:image

雪の残る道を歩いた。
f:id:m3785com:20260214165226j:image
上の写真の三千院の朱雀門あたりから

すぐかと思ったが、

そこそこ歩いた。

 

呂川 呂律の語源となったという説のある川

道の横を流れているのは「呂川」

大原呂川

呂川は、バス停から三千院までの参道沿いに流れている川。

下の写真のはその三千院参道沿いの呂川

呂川と三千院を挟んで反対に流れる川がある。

それが律川。

それぞれの「呂」と「律」とをとって、

「呂律が回らない」の呂律の語源になったともいわれる川。

「呂律が回らない」の語源については諸説ある。

2025年2月24日撮影

大原の魚山や、仏教音楽で天台声明(しょうみょう)の発祥の地。その魚山を源とする呂川と律川の名前は和楽の旋法に因んで名づけられました。

調子はずれを「呂律(ろれつ)が回らない」と言うのもこの事が語源になっています。

 

魚山

このあと律川沿いも歩くことになる。

来迎院到着

話は戻って、

やっと入り口が見つかった。

わりと歩いた気がする。

5分以上は歩いた。
f:id:m3785com:20260214165239j:image
f:id:m3785com:20260214165341j:image
f:id:m3785com:20260214165319j:image
f:id:m3785com:20260214165231j:image

拝観料は400円

f:id:m3785com:20260214165241j:image

境内図

大原 来迎院 境内図


ここから本堂へ、f:id:m3785com:20260214165305j:image

本堂

f:id:m3785com:20260214165410j:image
f:id:m3785com:20260214165428j:image

本堂を参りした後、御廟へ

f:id:m3785com:20260214165413j:image

雪が残る道を歩く。

時々靴が滑る。

f:id:m3785com:20260214165422j:image

時々陽が射し、山の木々を通して雪に映える。

f:id:m3785com:20260214165357j:image

f:id:m3785com:20260214165419j:image

御廟
f:id:m3785com:20260214165338j:image

f:id:m3785com:20260214165324j:image

御廟前の石碑

f:id:m3785com:20260214165416j:image

   

 


御廟にお参りして一旦外へ、

来迎院を出て、さらに奥に行ったところに、音無の滝がある。f:id:m3785com:20260214165246j:image

来迎院前までは、除雪が住んでいるが、

その先の音無の滝までの道は除雪がされていない。f:id:m3785com:20260214165328j:image

f:id:m3785com:20260214165407j:image
f:id:m3785com:20260214165221j:image

しばらく上のような道を歩くと、

川に行く着く「律川」だ。

この先に音無の滝がある。
f:id:m3785com:20260214165213j:image
f:id:m3785com:20260214165258j:image

一本橋を渡り
f:id:m3785com:20260214165351j:image
f:id:m3785com:20260214165235j:image

 

 

 

音無の滝(律川)

大原 来迎院 音無しの滝

f:id:m3785com:20260214165217j:image

滝写真を少し、シャッター速度を変えて撮ってみた。

持っているコンデジはシャッター速度や露出をいじることができる。

噴水などは、シャッター速度を落として撮ると、

水の流れの様子を撮ることができる。

滝も同じ。

 

試してみた。

1/50

大原 来迎院 音無しの滝

滝の上の方

1/30 

大原 来迎院 音無しの滝

これは普通に撮った

大原 来迎院 音無しの滝

   

 

少し離れたと所から、

ちょっとピンが来ていないかな、前の枝が邪魔

1/30

大原 来迎院 音無しの滝

普通に撮った。

前の枝にピンが来てしまった。

1/200

大原 来迎院 音無しの滝

 

雪の上にもみじの落ち葉が

f:id:m3785com:20260214165425j:image

音無の滝を見て、

元来た道を降りて行った。

雪道は上がるより下りが大変だ。

すべる。f:id:m3785com:20260214165254j:image
f:id:m3785com:20260214165250j:image
f:id:m3785com:20260214165316j:image

 

来迎院まで戻ってきた。

f:id:m3785com:20260214165354j:image

 

音無しの滝まで行って、

大原三千院という観光地に来て、

そのあと山の中を歩くとは思わなかった。

あの時、夫婦の会話の意味は。

御廟も音無の滝も

特に音無の滝は雪の残る山を少しのぼる。

そこそこ歩く、雪が残る道を歩くのは大変。

整備された道でも避けて通りたくなる。

これがあの言葉の意味の可能性もあるかなと思った。

かといって、来迎院も由緒あるお寺。

融通念仏の来迎院を是非見たいと思っていたかもしれない。

 

地図