都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)へ
竹生島の船着き場(竹生島港)の土産物屋さん通りの屋根が終わるころ、
階段がある。
長い階段がある。
階段手前にあるトイレに寄っているの待っていると、年配のグループがガヤガヤと追い越して行った。
この階段まっすぐ上がると宝厳寺の本堂の弁財天堂に行く。鳥居のところを右に回ると竹生島神社へいく。
鳥居には「竹生島神社」と書いてあった。
鳥居を過ぎたところに、参拝案内地図があった。
その時は、ちゃんと見ず、こっちかと進んだが。よく見ると、竹生島神社のへの参拝案内図で、竹生島神社の建物はしっかり描かれているが、宝厳寺の建物はあるかどうかわからないほど小さく描かれていた。
しかも「弁才天堂」のことを「弁財天堂」と書いてあった。同じと言えば同じだが、かつては同じだったのだったら、ちゃんと書いてあげればと思う。
お寺と神社、仲が悪いのか、競いあっているのかな?
案内看板のあるところは少し高い。振り返ると琵琶湖が見渡せた。
看板のところを、案内図通り進んだ。
そのとおり行ってみた。
鳥居の道を進んだ。
鳥居の道からの見晴らし。琵琶湖・竹生島港見渡せた。
石垣の上に廊下のようなものがあった。その横を通った。
この上にあるのは、宝厳寺の舟廊下。
舟廊下の下をあるいて、しばらく行くと、竹生島神社(都久夫須麻神社)があった。
竜殿拝所
一番最初に目についたのは、竜神拝所。
宮嶋鳥居
ここから、琵琶湖を一望でき、琵琶湖に突き出したところに宮嶋鳥居がある。
厄除かわら投げ
かわら投げというのがあった。
かわらという土器に願いを書て、投げ宮嶋鳥居をくぐると願いが叶うようだ。
龍神拝所に入ってすぐ、お守りを売っているところがある。そこでかわらを買う。
かわらといっても、平たい素焼きの小皿のようなもの。記帳台があるのでそこで名前かを書いて、宮嶋鳥居に投げる。かわら鳥居を通ると願いが叶うそうだ。
小さなかわら投げても鳥居まで届かない。
この販売所では、かわら以外に御守りお札などが売っていた。御朱印も売っているようだが、コロナの影響で今はやっていないとのことだった。
本殿
竜神拝殿の山側に本殿がある。
明治始めに神仏分離する前は、宝厳寺の本堂だったそうだ。
まだこの先には、常行殿がある。この日は行かなかった。
本殿の横には、宝厳寺の舟廊下がつながっていた。
宝厳寺と竹生島神社
竹生島の中で竹生島神社が占める割合というは、狭いように思う。
宝厳寺は有名で、日本三大弁才天の一つであり、西国三十三か所の札所でもある。
創建は奈良時代とか古い。平安時代に弁財天を本地とされる市杵嶋姫命(イチキシマヒメ)が祀られるようになり、弁財天が祀られている宝厳寺と都久夫須麻神社が習合し始めたようだ。しかし、主に宝厳寺と呼ばれるか竹生島権現とか呼ばることが多かったようで、都久夫須麻神社の名前はあまり使われなかった。明治になって、復活した。そのため、島の敷地のほとんどが宝厳寺が占めているようになっているのだろうか。本堂は、都久夫須麻神社の本殿になっており。宝厳寺はしばらく本堂がない状況が続いたようだ。
範囲をGoogleマップに書いてみた。違うかもしれないが、歩いた感じこんな感じだと思った。
動画 竹生島散策