二条城 2019(31))0224

京都にはよく行くが、わりと有名どころは外している。「二条城」もその一つ。二条城の前はよく通るが、入ろうとは思わなかった。

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運動をしない人間なので、せめて散歩と思い。休みの日は日頃の垢をを落とすためと気分転換のためにも、日常とは関係のエリアを選んで歩いている。

それには、京都が一番。京都にはよく行く。京都には、好きな歴史や宗教関係の場所が多く、神社仏閣に入ると、日々とは切り離された感覚を持つことができる。大きな寺院に行くと、タイミング良ければ、自宅より広い部屋でポツンと座り仏様と対で対面することができたりする。真宗系や浄土系のお寺では、法事に立ち会うことができたりもする。神前結婚式の様子を伺えたりもする。厳粛な気持ちになれる。

しかし、超観光名所の二条城へは入ったことがなかった。ここ前は、いつ行っても多くの人がいり。

ここは、単なるパビリオンみたいなもののような印象を持っていた。

行くことはないかとも思っていた。

この時期、散歩の目的地のネタが切れる。京都を散歩するにはなんらかの目的地を持って歩くことがおおい。

二条城に行ってよかったという人の話を思い出した。

「そうだ、二条城へ行こう!」と思った。

行くと、この日は、偶然、「天皇陛下在位30年」ということで、入場料が無料だった。

アジア系のツーリストが圧倒する京都の観光地だが、ここは欧米系のツーリストが目立った。

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陛下の在位30年で入場料タダとは。

やはり、大政奉還が行われた所だから、徳川幕府の城であったても、天皇家ともゆかり深い。

   

 

内部はほとんど撮影禁止。

将軍に謁見する諸大名の模型があった。一の間、二の間、三の間と格付けによって座る部屋が違う。当然、一の間は将軍。二の間より一段高くなり、天井は二重の折り上げ天井。興味深く見て回った。それも二種類あった。見て回りながら、当然なことなんだが、どうして同じヒトで、こうも格差が普通にできるのかな〜と。

不思議な気持ちになった。現代にも投影して考えてしまった。

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ずっと回って、天守閣跡を見てから、休憩所で一服。

ここから道が分かれる。右に行くか左に行くか。

梅林に行くか、庭園に行くかの選択。

当然、梅林の方へ足を向けた。梅の花の頃だから。一年に一度のこの時期の梅の花見逃すことはない。

 

   

梅林の広さは大阪城公園梅林の3分の1ぐらいかな。

大阪城公園梅林と同じぐらいの咲き具合だった。小ぶりの花が、冬と春の間の暖かいのどかな日差しの中、ゆらゆらと気持ち良さそうに咲いていた。

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梅林を過ぎると。葉っぱのない木ばかりの庭があった。

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ここの木は多分桜だろう。

桜が咲く頃にまた行ってみたい気になった。