上品蓮台寺
今回の目的の一つは、上品蓮台寺。
船岡山の西の千本通り沿いにある。京都七野の一つ蓮台野があったあたりにあるお寺。
蓮台野に興味がある。
千本通りの千本の卒塔婆の列の先は、蓮台野かと
遠野で、姥捨て山を「デンデラ野」といってのは、蓮台野がなまったのだとも言われているようだ。
上品蓮台寺は、
(蓮台に乗って浄土へ行く野の意から) 墓地。火葬場。地名となっている所が多い。特に京都の船岡山の西麓の地が有名で、上品蓮台寺や後冷泉天皇、近衛天皇の火葬塚がある。 (コトバンク「蓮台野」より)
しかし、上品蓮台寺の住所には「蓮台」の文字は、なかった。
京都市北区紫野十二坊町にある。
このあたりは、東の相国寺あたりまで「紫野」が地名の前か後ろにつく。
どれだけ「紫野」が広いかと思わせられる。
コトバンクのの引用からすると、このあたりが「蓮台野」のはずだが、
蓮台の名前は少し北に行ったところにある。
紫野東蓮台野町と紫野西蓮台野町。
紫野がついている。
上品蓮台寺は
入ることができないお寺なのかと思っていたが、Googleマップのコメントを見ると境内にはいることができるようだ。拝観できないとあった。
門の前に立った。門は開いていた。
門の前に立って写真を撮った時、これは何?
見たことがない。
お寺の名前とかが書かれた板が掲げられるところ。
門の両側にあった。
なんだろうか?同じ形の板が何枚も重ねてかけられている。
これは、何かはわからなかった。と言いうか、何か調べなかった。
上品蓮台寺へは
阪急四条大宮駅から、京都市バス46系統に乗って「ライトハウス前」で降車。降りて千本通りを少し南歩くと、上品蓮台寺の門がある。
下の写真のように、参拝はできなかった。
ちょうど法事をやっていたのか、黒い服を着た人が何人かが木の卒塔婆を持って出て墓地に向かって行った。
上品蓮台寺御朱印
このお寺外から見ると相当広い。境内には墓地もあった。
本堂や建物があるが、賽銭箱などはなかった。
それでは、ご縁に、
御朱印はもらえるのかな?
と思った。
忙しいところ申し訳けないと思いつつも、折角なので、写真も撮ったし、境内の庭も見させてもらったので、このご縁で、御朱印を頂けだけたらと思った。
ずうずうしくも、インターフォンのボタンを押した。
しばらくして、お寺の人が出てきた。
「御朱印は頂けますか?」と聞いた。
返事は「ない」と言われるかと思ったが、
「わかりました」と。
御朱印を造ってくれた。
御朱印を頂く時、「いくらですか?」と聞いた。
「いくらでも」との返事だった。
少し迷った。
「500円で」と。
それでも、心よく受けてもらえた。
言い訳をすると、
多くの御朱印は300円。高いところで500円。
上は1,000円や1,500円などもっと高いのもある。
500円は悪くないかと判断した。
「参拝はできないのですか?」と御朱印を頂く時に聞いた。
参拝はしていないと、上の写真の通りの返事だった。
檀家さんだけのようだ。
船岡山
上品蓮台寺を出て、次は船岡山。
前回は船岡山の建勲神社を中心に周り、まだ行ってないところがある。
千本北大路交差点を曲がり、北大路通りを少し歩いた。
通りから一本入ったくらいのところに公園の入り口らしきところがあった。
ここが船岡山への一つの入り口。
この日船岡山を歩いたルートは、下写真の赤い点線。
少し急な坂を上がった。
上がりきると、何やら看板があった。
歩いている間も、何かイベントをしているのか、マイクの声が近くに聴こえた。
広場でイベントが行われているのだろう。
看板。散歩ルートがあるようだ。広場の周辺を回る感じだ。
近くの広場では、イベントの真っ盛り。
テントのお店があり、ステージがあり、バーベキューがあった。
ステージの前には多くの人がバーベキューを楽しんでいた。
煙がもくもく上がっていた。
誰もが参加できるイベントはなさそうなので、広場を後にし、先ほどに看板のところに戻り、看板にあるルートを歩くことにした。
ここから上がるのかと思ったが、下り坂。
下りきったところに入り口があった。
ここが建勲神社の北参道の入り口になるのかもしれない。
振り向くと、北大路通りの向こうに、今宮神社の鳥居が見えた。
北参道を上がって、
広場あった。ここからは比叡山がよく見えた。
上の地図でいうと、「あずまや」があるところ
この先は前回通った道の続きで、頂上付近の眺望ポイントに続いていた。
眺望ポイントから降りる細い階段があったので、それを下りた。
おり切ったところは、船岡山の北側の周回道路だった。
ぐるっと船岡山の西側を歩いて、千本通りに戻った。
先ほど、千本北大路交差点あたりで目をつけていた洋食店に。
店前を通った時、12時少し過ぎだったので、混んでいるだろうと思い、後で、近くに来ることがあれば寄ろうと思って、前を通り過ぎた。
船岡山を歩いているうちに、千本通りに戻ってきた。
食事のあと、千本通りから少し入って船岡山の周りをまわる道を少し歩いた。
下の写真は船岡山へ上がる階段。
鞍馬口通り・船岡温泉
鞍馬口通りに出て、東(堀川通り方面)に向かって歩いた。
鞍馬口通りは、お店が点在していた。
昔は、店が多く並んでにぎわったのかと思う。
通り沿いに古い佇まいの銭湯があった。
これが船岡温泉かな?
この建物も、銭湯っぽいんが、カフェのようだ。
銭湯の建物のそのまま使っているのだろう。
おしゃれな感じだった。店中は混んでいそうなのでやめた。
この先は、水火天満宮。
烏丸通りに出て、地下鉄「鞍馬口」駅から帰った。