花山洞へ
京都一周トレイルの「子安の塔口」から次の目的地、「花山洞(かざんどう)」へ向かった。
花山(かざん)トンネルともいう。後者呼び方の方が有名かな。
このトンネルは、
1903年(明治36年)5月19日に渋谷街道の渋谷隧道(渋谷トンネル)として開通[2]。南に並行する国道1号(五条バイパス)東山トンネルの開通に伴い、歩行者用トンネルとなる。
トンネルのある阿弥陀ヶ峰周辺一帯は、北の「蓮台野」、西の「化野」と共に京都三大葬送地の一つ、東の「鳥辺野」として知られ、平安時代は風葬の地、中世以降は墓所・火葬場が存在した。現在もトンネル南側に京都市中央斎場(旧花山火葬場)があるほか、清閑寺・東本願寺東山浄苑・本正寺・法華寺等の寺院墓地が多く所在する。(ウィキペディア「花山洞」より)
京都市が管理するトンネルでは、蹴上にある「ねじりマンボ」についで4番目に古いトンネル。
↓ねじりマンボ
ある情報では、ここは心霊スポットとのこと。
鳥辺野にあるからそう思われるのだろうか?
実際そんな現象が多く見かけられたのだろうか?
将軍塚から歩いて下りれば近いかと思い、将軍塚に行った時は是非立ち寄ってみようと思っていた。
地図通り行っても行けない。
京都一周トレイルの子安の塔口を出て、花山洞に向けて歩いた。Googleマップが頼り。そのうち広い道路に行き当たった。
その手前に清閑寺や一条天皇、六条天皇の墓所へ上がる道があった。ここで、この道を上ろうか一瞬迷った。
ここは上がらずに進んだ。
広い道は、東山ドライブウェイの続きの道のようだ。
左か?右か?左は上り坂、右は下り坂。
ちょっと下り坂の右に行きかけたが、Googleマップを見ると左に行った方が良さそうだった。
左へ車道を上った。坂を上がりきったところに四叉路のような交差点があった。真っ直ぐは、道は続いているが、門があった。そこは、東山浄苑東本願寺への入り口。真っ直ぐは東山浄苑の敷地になる。左からは東山ドライブウェイ、右へと下って国道へ行く。
Googleマップでは、東山浄苑の門のあたりに「花山洞」があるはずだが、らしきものはなかった。
以前、Googleマップを頼りに豊国廟へ行こうとしたが、豊国廟のある阿弥陀ヶ峰の周りを半周ぐらい歩いて諦めて帰ったことがある。
地図上で近づけても、目的地に辿り着くつけないことがある。これもそうかと思い諦めるかと思った。
東山浄苑の門に警備さんがいるのが目についた。門まで行き、警備員さんに「はなやま洞」はどの辺でしょうか?と聞いた。「はなやま」と思っていた。
すると「この下ですよ。ちょうどこの下を通っている。」と教えてくれた。
下があった。地図では高低はわからない。経路でもうまく表示されないことがある。
また上がってきた道を降りることに。
下りていくと、先程この道に出た所を通り、さらに下りて行った。住宅地を通り、国道1号線のバイパスの横に出た。後ろ振り向くと豊国廟の阿弥陀ヶ峰が見えた。
花山洞(東山口)
さぁ目的、心霊スポットの「花山洞」かと思った。歴史ある煉瓦造りのトンネルだった。どうも、心霊スポットの雰囲気がなかった。
扁額「方軌通門」
「方軌」は、轍を並べて二台の車(中国では牛車、日本では荷車(幅45㎝又幅60㎝)が通れる。「通門」は、普段使いの門。通用門。正門とは違い、関所や門番がない。(ウィキペディア「花山洞」より)
↓左奥に「花山洞」右に国道のトンネル。この大きさの違いは面白かった。ここの花山洞の入り口はGoogleマップで表示されているポイントでなかった。
花山洞(山科側入口)
トンネルを通り、反対側に出た。
こちらがGoogleマップで表示された花山洞だった。
このトンネルの入り口の上を東山ドライブウェイが通り、東山浄苑の門があるのだろう。
ここは周りが木々に覆われていて、昼でも暗い感じがする。夜となると不気味だろうと思う。
ここは心霊スポット。
このトンネルは普通に利用されている。ウロウロしている間にも、何人か人が通った。
あとはどうして帰ろう
一応目的地に到着した。後、どうするか?どう帰るか?もう一度花山洞を通って京都駅に向かうか?このまま進み方山科駅に出るか?
Googleマップ調べると、山科駅までは約2.9km。歩いて40分。
京都駅は道がややっこしそうだ。京都駅に戻るのはやめた。
山科駅まで歩くことに。
ここからは、Googleマップの予定時間に合わせて歩くことに。
Googleマップだと、時速約4.3kmの速さだ。
時速4.3kmは割と早い。早足で歩いた。
ほかの人が迷わないように
あとで
Googleマップに「花山洞(東山側入口」を追加申請と、従来の「花山洞」を「花山洞(山科側入口)」に変更申請した。
どちらも承認された。