大日堂の前の木は紅葉しかけていた。
東山山頂から歩いて
将軍塚清龍殿の眺望と堪能したあと、どうするか?
バスで山をおりるか?これではどうも勿体ないような気がした。
前回はバスで来てバスで帰った。これは勿体なかった。
人に聞けば、将軍塚清龍殿まで歩いてでも上がれるようだ。
ではも歩いて降りることもできるだろう。降りる方が楽だ。
近くには、市営の展望台がある。
まず、そこ見てから、東山ドライブウェイを歩いて下りて次の目的に行くのもいいかと思った。
将軍塚を出て、バス道を歩いた。
少し歩くと、山歩き服装に身を固めた年配グループとすれ違った。
色とりどりの山登りウエアーをまとい、楽しそうに歩いていた。
この一団をやり過ごすと、下に降りることができそうな道の入り口があった。近寄って見ると、粟田口と知恩院に降りることができる道のようだ。
YouTubeの動画にここから降りた人が、知恩院の方に降りて大鐘楼のところに出ていた。
「京都一周トレイル」と書いてあった。
京都を散歩していると、この「京都一周トレイル」の文字をよく見かける。
ここから降りて行こうか?と一瞬迷ったが、まだ、市営の展望台見ていないので、真っ直ぐ進んだ。
少し歩くと駐車場があった。バスも停まっていた。この駐車場に市営展望台が入り口がある。
市営展望台を見た後、駐車場に隣接してある山頂公園によってみた。
どうも公園の先に京都一周トレイルの入り口がありそうだ。おそらく今まで歩てきた道もトレイルの内なのだろう。
公園の端に車止めの柵があった。ここから先は山道になる。京都一周トレイルの入り口あたりから、振り向いて山頂公園。
ルート案内の看板があった。
↓上の写真はここから先将軍塚のあたりから北へ、下の写真はこれから進む南のルートになる。どこに下りるのか?
この先どれくらい歩くのか?ちょっと不安ながら足をすすめた。
最初はこんな感じ。
こんな道を下って
少し広いところに出た。案内の地図では東山と清水山の間の境の谷のあたりのようだ。
防火水の貯水槽や山の案内や保安林の説明の看板が立っていた。
ここでは、道は四方に分かれていた。
↓ひとつは広い道。この道は防火道のようだ。火災の時に車両が入れるようになっているのだと思う。
この道を行けば、東山ドライブウェイに出ることができたかもしれない。
どの道の進めばいいのか?思案しながら、この辺りにある看板写真を撮ったりしていると、先程下ってきた道から、ジョギングの恰好で駆け降りてくる人がいた。
目の前をスッと通り過ぎていった。風のように過ぎ去ってい行った。
これがトレイルの進み方かと思いつつ見送った。
走り去った道を行けば行けいいのだろうと、走り去った方に歩きだした。
↓この道
↓この看板の前の道は清水に降りる道か、この先は、通行止めかな。
看板の後ろには東屋があった。ここで休憩をする人もいるのだろうか?日当たりの悪いうっそうした雰囲気の中。
走りすぎた人の通った道を上がっていった。
少し上がると、案内看板らしきものが、また見えた。
そこにはベンチがあり、休憩している人がいた。
こっちの道でいいのか、道を確認した。
真っ直ぐ上がり、右に曲がれば清水寺に出ることができると教えてくれた。
お礼を言って別れた。
↓この道を上がった。あとはこんな感じの道だった。
道の分岐点についた。
ちょうどこのあたりで、真っ直ぐ下りてくる年配女性二人組と出会った。
下まで、あとどれくらい時間がかかるりますかと?
声をかけてて、ちょっと話を聞いてみた。
話を聞くと、二人は伏見稲荷のあたりから歩いてきたそうだ。
びっくり!
手にもっている京都一周トレイルの地図を見せてくれ、地図があるよとも教えてくれた。
年配女性二人にどの方向に降りたいいか地図の見ながら教えてもらった。そして、その教えてもらった方向から別の女性が上がってきた。
年配の女性が、この先どれくらい時間がかかりましたかと上がってきた女性に尋ねてくれた。
その女性は、無愛想に「30分」と言って通り過ぎていった。
おそらく上るので相当疲れたのだろうか?
丁寧に教えてくれた年配の女性二人にはお礼を言って分かれ、清水に降りる道を下った。ずっと下り坂。登り坂より楽だと思いながら歩いたが。
ただ、大変なのは、下を坂を歩いていくと、膝がわらいだす。下っている時はいいが、平坦な道になると、膝が震える感じがする。
木々の間、京都タワーが見えた。
さらに下った。
登り坂だと息が切れて、汗が吹き出して、大変だ。
膝がわらうが、下り坂を歩く方が気が楽だ。
時々、下るのためらうようなところもある。
↓倒木が道をふさいでいた。倒木の下をくぐって下りた。下から見てわかった。
↓下の写真で、右の倒木の下を潜らずとも、左側を通って迂回できたようだ。
しばらく歩いて、視線を下にすると舗装された道路が見えた。もう終わりだ。長かったようで、もう終わりかと言う思いがした。もう少し歩きたいかな。
終点間近は、少し急な下り坂。上るときは大変だと思う。
↓終点。下からみると、急な上り坂だ。こんな坂を上るのは抵抗がある。先ほど無愛想に通り過ぎた女性も上りのきつそうな山道を通って疲れていたのだろう。下りて道に出た。道は左右と真っ直ぐとあった。
どっちにすすめばいいのか?また、迷った。
真っ直ぐは墓地のようだ、左と右どちらか。左に行けば南の方向かな?
後一箇所行きたいこと路がある。左に行ったり右にいったりして、最終的の左(南)向かって歩いた。
すると、また、トレイルの上り口があった。地図をよく見ると、年配の女性会った地点を曲がらずの真っ直ぐ進むと、清水山を上り、ここに下りてくるようだ。こちらの方が上りが緩やかそうだ。
近くを国道1号線が通っている。このあたりは、一旦山を下りて、国道をこえて、ここから、また山に上がるのだろう。
山頂の看板の地図に、今回のルートを記入してみた。地図でも、今回の終点のポイントのすぐ横に「トレイル入口」がある。
この登り口を左手に見ながら次の目的に向かって歩いた。