深泥池(みどろいけ)京都の心霊スポット H290806

京都地下鉄烏丸線「北山」駅で下車して、鞍馬街道を北に1Kmほど北に向かって歩くと「深泥池」がある。

知らなければ、ありふれた風景に、見過ごしてしまう。

到着したときには、車が一台来ていた。様子をみているとどうも「深泥池」を見に来ていたようだ。降りて池の近くをうろうろするだけで、そそくさと車に乗りこみどこかに行ってしまった。

「深泥池」が囲いがなければ、たんなる空き地と間違えて足を踏み入れてしまいそうだ。

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 空き地のようだが、近寄ってみると。

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このあたり、上賀茂神社と宝ヶ池の間のに位置し、昔は湿地が広がっていたようだ。

そこに周囲1.5Kmの「深泥池(みどろいけ)」がある。

この池は、十数万年前に形成された歴史の古い池である。

氷河期から生き続けている生物も生息しているようだ。

池の中央には、植物の遺骸が泥炭化して形成された浮島がある。

深泥池の植物群落は学術的にみても貴重なものだそうだ。

「深泥池」に行くとなんの変哲もないところに「深泥池生物群集」という看板があった。

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同時このあたりは、心霊スポットとしても有名なようだ。

古くは「弥勒菩薩池」と表記されて「みどろいけ」と読ませていたようだ。

京都から古くからある池なので、多くの伝説があり。

一つに鬼の人間界への出入口になってたという話もある。

貴船の山奥に棲む鬼が地下水脈の通路を通ってここまできて、深泥池から地上に上がって都に行って悪さをしたというものだ。

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