鞍馬の思い出
鞍馬には20年近く前に行ったことがある。
一度は仕事。
鞍馬で契約後の件で話をするため、鞍馬のお客さんに会いに行った。
在宅しているだろうと、ノーアポで行った。
しかし、不在。
周辺ウロウロしながら待った。
待っている間に、近くある鞍馬温泉にでも行けばよかった。
ウロウロしながら時間を潰していると、遠目に地元の人の視線を感じるようになった。
そのうち、警官が来た。
不審者に見られた?
当時は、そんな時代ではなかった。
自殺者が増えているので、と言うことで。職質を警官から受けた。おまけに会社に連絡もされた。
一種の笑い話。
その日は、お客さんに会えず帰った。
後日、契約の決済で夜に来た。無事に契約は完了した。
職質を受けた件は内緒。
↓鞍馬寺にあがる階段の手前にある道。この道を歩いて行ったのだろう。
その前にも鞍馬に行った。
その時は、行って駅前の天狗と駅を見て帰った。
この時は、とても、鞍馬寺まで上がる気になれなかった。時間もなかった。
ただ、京都の奥に行きたかった。
鞍馬へは久しぶり。
今回は、鞍馬寺きお参りするのが目的。
鞍馬駅前の天狗
今、鞍馬駅前にある天狗は、二代目。
以前見たのとは違うなと思った。鼻が折れたという話を聞いたことがあるので、その代わりのものかと思った。鼻が折れた天狗はその後修復されたようだ。
数年後に、今の天狗に代わった。場所も変わったそうだ。
この記事を見て思い出した。この時の天狗(初代)は、やけに鼻が強調されていて、なんとなく違和感があった。しかし、これが鞍馬天狗といわんばかりだった。
今の天狗は
初代天狗の鼻は、2017年1月、雪の重みで折れた。
3月には修復が終わったそうだ。
鞍馬寺
仁王門)山門)
鞍馬寺へは、つづれ折れの坂を上がっていくこともできるが。
ケーブカーで、つづれ折れの坂をパスすることができる。
↓仁王門(山門)
山門で拝観料ではなく「愛山費」を払った。
300円。
拝観料でなく、愛山費と言うのが良いと思う。
山の維持管理のために支払うようで、山全体が信仰の対象のイメージがある。
鞍馬寺への道や鞍馬寺から僧正が谷、奥の院から貴船へとの道を安心して歩けるのは、山をちゃんと管理してくれているからだろう。
山門をくぐると
山門の後この階段を上がる。
新緑の緑が日の光に映えてキレイだった。
子供の日も近いとあって鯉のぼりも。
上がり切ると。
普明殿
ケーブルのりばでもある普明殿(ケーブル山門駅)
ここでケーブルに乗らず。
こんな道を上がった。
この先、どんだけ上がるのか?
由岐神社(ゆきじんじゃ)
通称靫明神(ゆきみょうじん)。大己貴命と少彦名命を主祭神として「由岐大明神」と総称し、八所大明神を相殿に祀る。鞍馬寺の鎮守社である。
(ウィキペディア「由岐神社(」より)
つづれ折れ坂
由岐神社を出てこれから本格的な登りになるか?
つづれ折れ坂が始まる。
中門
中門から先は石階段になる。
徐々に、近くの山と対等の目線になり、空が広くなってきた。
ケーブルの多宝塔(ケーブル山頂駅)から鞍馬寺への参道と合流。
少し上がると休憩所兼展望所があった。
さらに上がる。
途中、売店のある休憩所がある。ここでタバコが吸える。
さらに上がって、本堂前に上がる階段への踊り場。
ここにもトイレがある。
ここから先はトイレがない。
本堂
本堂前に、鞍馬駅前ににあった鞍馬石と同じでそれより大きいサークルがあった。
パワースポットだろう。
お参りする人はこのサークルの中心に立って、お参りをしていた。
本堂を背景にポーズをとって記念写真を撮る人もいたが、多くは、ちゃんとお参りをしていた。
ひとりづつサークルにの中心に立って、お参りするので、列ができていた。
本堂へ上がる階段の下からも並んでいるのが見えた。並ぶのは苦手だが、並んだ。
ここでお参りした人は、ほとんど本堂まで行かなかった。
本堂前
本堂前の展望所からの眺め。
奥の院へ上がる門の手前の本坊の前に「瑞風庭」があった。
この庭の前で振り向くと、奥の院への上がり口の門がある。
これで5月2日の鞍馬・貴船散歩の全段の終わりです。