昨年の9月
どこ行きたい?と聞くと「伊勢神宮」というので、伊勢神宮に行くことにした。
行こうと決めて、近鉄特急の指定席だけ予約していた。9月の4連休中だったからか?電車は混んでいるようだった。
バスセットで少し安くいけるのを知った。バス乗り放題がいいかと思った。
行こうと思っていた日は予約できないので、一週ずらした。
GO TOトラベルで混んでいるのかが心配だった。
それも、杞憂で終わった。
伊勢には仕事で何度か行ったことがある。
伊勢神宮は何年ぶりだろうか?
10年ほど前に会社で行った。その前は、はるか昔、小学校の修学旅行か?ほとんど覚えていない。嫌な思い出はある。もう薄らいで、笑い話になりそうだけど。
行った時の記憶は、内宮正殿まで長く歩いたこと。
内宮の正殿までは、わりと歩かないといけない。
外宮は行った記憶がない。
外宮に行った記憶がない?
外宮はどこにあるのだろうか?
伊勢市駅から近い。地図を見て初めて知った。
外宮は、天照大神に食事を提供する神様が祀られている。
豊受大御神(とようけのおおみかみ)
豊受大御神は内宮の天照大御神のお食事を司る御饌都神みけつかみであり、衣食住、産業の守り神。
行った日は、空いていた。
一両に数人だった。
伊勢市駅から外宮参道を歩いてい行くことに。
外宮手間で、山村牛乳でコーヒー牛乳を飲んで。連れはプリン。有名なようで、店の前は賑わっていた。
外宮
外宮は間近。
外宮の境内に入って火除橋を渡り、
砂利道を歩いていくと、大きな鳥居。
その先は、年輪を重ねた木が並ぶ鬱蒼とした参道だった。が、短かった。
すぐ、ひらけて、視線の先に建物が見えた。
御正宮
古殿地
遷宮用の土地・次の遷宮ではここに御正宮ができるのだろう。
風宮
横の土地は遷宮用だろう
多賀宮
外宮と内宮
外宮は別名豊受大神宮という。皇大神宮である内宮に祀られている天照大御神に食事ををつかさどる御饌都神(みけつかみ) の大豊受大御神が祀られている。
今では、外宮も内宮も伊勢神宮というひとくくりでみなしている。外宮と内宮とでは、内宮の位が上。外宮に詣でてから内宮へ詣でるの順序かと思っている。時として外宮を外して、内宮とおかげ横丁だけ行くということも。
外宮は、伊勢市駅前から参道が続き、両側にお店が並んでいる。しかし、行ったときは、なんとなく静かだった。
反対に内宮の最寄り駅は、伊勢市駅の次の駅の宇治山田駅だ。駅からバスで内宮に向かう。内宮の参道は、外宮より長く、店も沢山ならんでいる。
参道沿いには「おかげ横丁」がある。とても混んでいた。おかげ横丁もにぎわっていた。
ただ、内宮内は、外宮となじような混み具合だった。
あとからやってきた豊受大御神(外宮)
外宮は、雄略天皇の夢枕に天照大神が表れて、自分ひとりでいるのは心苦しい上に食事もままならず、丹波の豊受大御神をよんでほしいと告げたそうだ。
天皇は豊受大御神を今の外宮の地に向かえたそうだ。もともと豊受大御神は、天照大神の食事を提供する神だったようだ。それが、何等かの理由で、天照大神だけが、伊勢の山田の地に行ってしまった。
今の福知山に元伊勢という所があって、そこに「豊受大神社」がある。横に流れているのは伊勢神宮の外宮の近くを流れる川の宮川と同じ名前の川が流れている。
「豊受大神社」から北に行くと「皇大神社(元伊勢内宮)」がある。
かつては、ここに伊勢神宮にいた天照大神がいて、何等かの理由で伊勢に遷ったのかもしれない。それから500年後に南の「豊受大神社」の豊受大御神が伊勢に遷ったのだろう。
新版伊勢神宮の謎
まだ、読んでいる途中だが、伊勢神宮にまつわるおもしろ話が載っている。