京都の冬の風物詩「広沢の池鯉上げ」・広沢池観音島の紅葉・北嵯峨野の初冬の風景 【京都市右京区】202041207 

 

広沢の池の鯉揚げを見に

昨年の年末、広沢池の水が抜かれているのを初めて見た。

水不足ではなく、池の水が抜かれたものだと知った。

水が抜かれたあと池に棲む魚類は上げられ売られることになるようだ。

これを「鯉揚げ」という。

冬の風物詩。

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どのよう感じなのか見てみたく、いつから始まるのか調べたが、

今年は「鯉揚げ」いつ行われるのかわからず。

昨年撮った案内看板を見ると、

12月と土曜日だけは元からのままで、日付だけが変更されていた。

そのスペースも一桁の数字分だった。

昨年は12月2日だった。12月の第一土曜日。

それなら2024年の12月の第一の土曜日となると7日になる。

大抵この日だろうと、

12月7日に広沢の池に行った。

2023年12月撮影

 

14時過ぎに池に到着。

池は水が抜かれていた。

水が抜かれた広沢池

水が抜かれた広沢池

2024年の鯉揚げは12月7日から

道路沿いに「鯉揚げ」の案内看板があった。

やはり12月7日から始まるようだ。

「より」とあるので、しばらく続くのだろう。

鯉揚げ

広沢の池鯉揚げ

寒い中、池の水は抜いたというもののまだ水は少し残っている。

そこに足を入れたままの作業。大変そう。

広沢の池鯉揚げ

広沢の池鯉揚げ

広沢の池 鯉上げ2024年

 

水が引いた池の底に水路のようなものが作れていた。そこに鳥たちが集まっていた。

広沢の池鯉揚げ

いけすのようなものあった。ここに魚をためておくのだろう。

青いシート覆われたところが休憩所。

聞こえてくる話では、アルバイトの学生さんもいるようだ。

鯉揚げの動画

 

鳥たちも「鯉揚げ」?

水が抜かれた池には鳥(コサギ?)が降り立っていた。

水が残っているところにいる小魚を目当てに来ているのだろう。

「鳥たちの鯉揚げ」と言えるかな?

広沢の池鯉揚げとコサギ

おなかがいっぱいになったのか?

気持ちよさそうに群れを成して池の上を遊覧飛行?

 

   

 

広沢池の紅葉

広沢の池の紅葉

広沢池観音島

昨年は、観音島へ行かなかった。

次に広沢の池に行くときには行こうと思っていた。

広沢の池観音島

観音島の入り口にはキレイに色づいたモミジがあった。

たまたま、ここに来たとき、雲間から日が差し出したのもあって、

いい色合いだった。しばらくモミジの前で佇んでモミジを観ていた。

写真を撮ったりした。

観音島へ

   

 

北嵯峨野の風景

観音島に行く道端にコスモスもらしき花が咲いたいた。

Googleに聞いてもはっきりしない。

 

花の向こうに見えるのは、黄色く色づいたイチョウの木や真っ赤に染まった木とまだらに染まった山。

イチョウの横に少し見える法輪は大覚寺の多宝塔だろう


冬の天気は良く変わる。日が差していたかと思うと急に曇り雨が降り出したりする。

この日も曇りがちの天気だったが、時々日が差す冬独特の天気だった。

観音島入り口のモミジが雲の合間から差した日差しに映えてきれいだった。

下の写真のように一部だけに日差しが当たることがある。

 

 

広沢の池と北嵯峨野の風景は牧歌的な感じがあっていい。

昨年より半月早く来たのもあってか、さらに天気の変化があってかよかった。

広沢の池に来るのは冬ばかりなので、今度は春か夏に来れたらと思う。

 

この後、車折神社へ寄った。その頃にはどっぷり日が暮れていた。

嵐山へバスでいき、夜の嵐山から阪急電車に乗って帰った。

3年前の同じような頃には嵐山ではライトアップのようなものが行われていた。

今年は行われていないようだ。

3年前は最終だった。

さすが昼も夜も混雑では大変だと思う。

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帰りには、ひとりの時は乗らない阪急の指定席に乗った。

指定を予約するにはちょっと苦労した。

次からは大丈夫だろう。

また機会があれば別稿で紹介できればと思う。

 

地図