夏越の祓(なごしのはらえ)
今日6月30日で一年の半分の月が終わる。
そして、
夏越の祓(なごしのはらえ)の神事が多くの神社で執り行われる。
多くの神社では、茅の輪を設置して、参拝する人は茅の輪くぐりをする。それだけではないと思うが、夏越の祓(なごしのはらえ)は、茅の輪くぐりと思い浮かべる。
最近で6月30日限定ということではなく、7月になっても茅の輪が設置されている。
↓大阪土佐稲荷神社茅の輪
八坂神社でも祇園祭の7月31日に境内の疫神社で行われる。
↓2021年7月31日八坂神社の疫神社の茅の輪。
茅の輪くぐりをして、1月〜6月までの半年分の穢れを落とし、残りの半年の無病息災を祈願する。
祇園御霊会
明治時代までは、「祇園御用会」と呼ばれていたようだ。明治政治の神仏分離令より、八坂神社と名前が変わると同時に「祇園祭」となったようだ。
祇園祭は、夏越の祓(なごしのはらえ)の6月30日の明けて7月1日の吉符入りで始まる。
7月1日から7月31日まで、祇園祭は1ヶ月続く。そして、7月31日、八阪神社の疫神社で夏越祓の神事を執り行って祇園祭を締めくくる。
この時だけは、見るだけの祭りから、茅の輪くぐりをするという神事に参加できる。
祇園祭の写真
祇園祭の頃には、よく京都に行った。
写真が残っているのは11年前の2012年からある。
ここ5年はほぼ毎年のように、行っていた。
祇園祭を見に行くときは、阪急烏丸駅で降りる。
このあたりが、山鉾が集中して建つ。
↓四条烏丸交差点あたり、見えるのは函谷鉾
7月1日(吉符入り)
提灯などが上がっている。
2017年7月1日綾傘鉾
2018年7月1日
7月10日頃
このころになると、前祭の山鉾の組み立てが始まる。
↓函谷鉾(2022年7月10日)
長刀鉾(2022年7月10日)
鶏鉾心棒建て準備(2022年7月18日)
御旅所は(2022年7月10日)
おみやげ物屋さんが営業していた。この日でしばらく店をたたむそうだ。
7月15日宵々山
このころになると、山鉾も組み立てが終わり、祇園祭本番のはじまり。
長刀鉾(2012年7月15日)
この時はこんな案内があったが、いまはどうか?(2018年7月15日)
船鉾(2018年7月15日)
鶏鉾(2018年7月15日)
↓鶏鉾見送(2018年7月15日)
鶏鉾に上がるとき上がった会所の二階に飾ってった。
この時は、鶏鉾の鉾の上がった。女性も上がっていた。
鶏鉾の上から
岩戸山見送(2018年7月15日)
白楽天山の会所(2012年7月15日)
白楽天山(2018年7月15日)
孟宗山(2018年7月15日)
八坂神社(2019年7月19日海の日)
綾傘鉾(2018年7月15日)
綾傘鉾 祇園祭中止のお知らせ(2020年7月12日)
7月17日山鉾巡行(前祭)(2017年7月17日)
巡行した後の鶏鉾
辻回し(gifアニメ)(2017年7月17日・海の日)
7月17日巡行が終わると
巡行が終わると、惜しげもなく、山鉾は解体作業が始まる。飾り取り払い、車輪も取り払う。あとは躯体だけが残る。
長刀鉾解体(2021年7月17日)
月鉾解体(2021年7月17日)
御旅所(2021年7月17日)
まだ、神輿は来ていない。夕方にこちらにやってくる。
7月18日
前祭の7月17日の翌日には、後祭の準備と前祭の片付けが山鉾町である。
後祭
鷹山・山建て(2022年7月18日)
200年ぶりの復活の山。組み立てから心棒の立ち上げですべて人力でやっていた。
心棒を力を合わせて引っ張り立ち上げる。
大舩鉾・鉾建て(2022年7月18日)
鷹山から少しあるくと・・・
南観音山(2022年7月18日)
解体中の放下鉾(2022年7月18日)
御旅所(2022年7月18日)
御旅所には神輿が留まっていた。
7月24日に後祭の巡行があって、神輿は八坂神社に戻り、各種神事を執り行い、7月31日の八坂神社の疫神社の夏越し神事で祇園祭は終わる。
詳しい祇園祭の予定は以下のページで詳しく書いてあります。