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京都の歴史は長く、寺社仏閣だけでなく、古墳や陵墓などの史跡も多い。
太秦のあたりにも古墳はある。この辺りは太秦古墳群と言われているようだ。ちょっと古い古墳だ。平安京遷都前にあった古墳だ。今では開発されて、そのほとんどがなくなったか、少し残っているものや、形が変わってしまったものなどある。
天塚古墳
住宅地の横の小高い山と言った感じだった。木々が鬱蒼と生い茂り、住宅地一区画程度の空いたところを入ると鳥居が見えた。
進むと
伯清稲荷大神が祀られている。
この奥に建物があった。
おそらく建物の近くに石室があったのかも、他のサイトを見るとみんなその石室まで行っているようだ。この時は、石室入り口があるのを知らずに、木々の繁る古墳の道を進んだ。なかなか、いい感じだった。
ところどころに鳥居があった。
この辺りが頂上。後円の部分の頂上だろう。
頂上へ上がる階段というか坂?。
あとはぐるっと一周。
元のところに戻ってきた。
なんとなく古墳の形状は残ってる感じだった。
蛇塚古墳
この古墳も住宅地の中にあった。しかもど真ん中にあった。墳丘はなくなって、石室の石がむき出しの状態だった。その周りに道路がありそれに沿って住宅が建ち並んでいた。この古墳の石室を囲むように住宅が並んでいる感じ。
住宅地のど真ん中にあるので、保護の為か周囲はフェンスで仕切られていた。
ぱっと見たところ大きな盆栽といった印象を持った。しかし、立派な石が積まれていて見映えが良かった。
到着してパチパチと写真を取っていると後ろから声が聞こえた。
「蛇塚古墳を見に来はったんか?」と
「はい」と応えたら。
「開けたろうか?わしここの管理してるんや。」とのこと。
「はい」と応えるとその人は家に戻り鍵と持ってきて、フェンスの入り口の錠前開けてくれた。その時、バインダーを差し出してきた。「アンケート?」。
ここ管理しているから、来た人の名前と連絡先書いてもらわないといけないとのこと。
鍵を開けてもらい、フェンスの内側に入った。
古墳に関する知識はほとんどないが、石が積んであるのでこれが石室だというのはわかった。綺麗に整備されていた。石室入る通路が低く、石が落ちないように鉄骨で支えているから余計に低くなって、しゃがみ込むような姿勢で通った。
↓奥から
そして奥は
来た方とは反対から。