島原は江戸時代以来の公許の花街。
元々六条三筋町にあったが、官命で現在の場所に移転した。その時の移転の騒々しさが九州で起きた島原の乱を思わせたことで、一般的に「島原」呼ばれている。諸説はあるだろう。この辺りに「島原」と言う地名はない。
当時の島原のを偲ばせる建物で、現在に残っているのは、「大門」置屋の「輪違屋」揚屋の「角屋」。
島原大門
京都市指定有形文化財 輪違屋
大夫や芸妓をかかえていた由緒ある置屋
元禄年間(1688〜1704)の創業のようだ。現在の建物は安政4年(1857)に再建されたと言われている。
昭和59年6月に京都市指定有形文化財に指定された。