京都散歩と・・・・

昨年、前半はよく京都に行った。
一昨年2018年はとてもよく京都に行った。
その前の年もよく行った。

とにかく京都になぜかよく行った。
なぜか京都には惹かれる。

↓円山公園枝垂れ桜2017年4月1日撮影

f:id:m3785com:20200314220905j:plain

↓円山公園枝垂れ桜2018年3月25日撮影

枝垂れ桜 2017年京都円山公園

↓円山公園枝垂れ桜2019年3月24日撮影

枝垂れ桜 2019年京都円山公園

そして、今、行ってはいけないような気がする。

新型コロナウィルスに感染しないために。

行っても、歩いて写真や動画を撮るだけで、ほとんど人接触することがない。スッと行って、フラフラ歩いて、スッと帰ってくる。

まるで、「糸の切れた凧」にならぬ、凧に引っ張られ空に上がり、凧が切れて飛んでいってしまうと、フラフラ漂い、地面落ちると、ひっぱり戻されるように戻る「凧の切れた糸」のよう。人が聞けば勿体ないと言いそうな。

行っても、あまり問題ないように思う。

f:id:m3785com:20200315173610j:image

 京都に何度も行っていると、当然、同じところを何度も何度も歩くこともあった。

次第に、行くところがなくなり、目的もなく京都に行って同じところを歩いていたこともあった。

東山区の七条から三条出町柳のあたりまで、くどいほど歩いた。

f:id:m3785com:20200315173833j:image

一時は伏見。

f:id:m3785com:20200315174219j:image

f:id:m3785com:20200315174549j:image

ある時は、

琵琶湖疎水沿・蹴上あたり。

f:id:m3785com:20200315174453j:image

烏丸界隈もよく歩いた。

f:id:m3785com:20200315185745j:image

上京区

 

何度も行くのなら、大原や八瀬、鞍馬貴船や北山の方までに行けばいいかと自分でも思うが、何故かそこまで行かない。

「洛中」と東海道や疎水など有名な寺社や「洛中」鴨川ひとり隔てただけの「東山」が好きだ。歴史深いところが気に入っている。

 

行きたいところがなくなっても、京都関係本を読むと行きたくなる。

知らなかった京都を知ることができ、京都へ行くモチベーションになった。この本に書かれたことを見に京都に何度も行った。

 

京都異界紀行 (講談社現代新書)

京都異界紀行 (講談社現代新書)

  • 作者:西川 照子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2019/09/18
  • メディア: 新書
 

情報を得て、歩くと、同じ道や通り沿の建物も違って見えてくる。

そこには、時代時代を生きた人の様子をうかがい知ることができるようだ。

今は形を変えたり、消えたりしたものに惹かれる。それがアスファルト舗装された普通の道路であっても、歴史の息吹が感じられるならそれでいいと思って歩く。
歴史の中の人の息吹が感じられれば、そこにに惹かれる。

本を読むとそう言ったモノが見えてきて、興味が湧き、行きたくなる。

京都は、日本で歴史の地層が幾重にも重なっているところ。

一枚地層を剥がせば、別の時代がある。違った味がある。時代時代に生きた人の生き様、生活に想いを馳せることができる。