本法寺 つなしの庭 三巴の庭  【京都市上京区】 20260506 20260510

まだ、5月6日の西賀茂散歩の続き。

 

本法寺

5月6日今宮神社御旅所を後にして堀川通りにでた。

確かこの辺りに「京都人の密かな愉しみ」の舞台になったお寺があるはず。

「京都人の密かな愉しみ」で度々その寺の名前が出てくる。

本法寺という寺。

沢藤三八子と三上驍(すぐる)が満開の桜の木の下で合うシーンを覚えている。

 

「京都人の密かな愉しみ」のシーンというと、

もう少し南西にある「雨宝院」の方が有名だ。

雨宝院の南門の前を、

本隆寺の瓦壁の前の日傘をさして沢藤三八子が通るシーンは絵になる。

下の写真だけでも、雨宝院の門と本隆寺の瓦壁がいい感じだと思う。

雨宝院と本隆寺の間を通る通りは上立売通り。

 

photo.talk-turkey.com

 

ずっと東にあるくと、

老舗和菓子屋「久楽屋春信(くらやはるのぶ)」の舞台になった店がある。

「久楽屋春信(くらやはるのぶ)」の舞台となった店はこの店だと思う。

俵屋吉富 本店 

5月6日、本法寺のあと行った時は休んでいた。

 

話がだいぶとそれた。

話をもどして、

5月6日は、小雨が降ったりで、太陽が顔を出すことはなかった。

上御霊前通りと堀川通りの交差点の東側を少し南に歩くと本法寺がある。

上の写真のように大きくな入口があった。

入ると、どうも本堂裏のようだ。

こっちは裏口で、大通り面しているから

車の入り口なのだろう。

本堂裏

 

由緒書きの駒札が二つ並んでいた。

木製の由緒書きは下の部分が黒ずんで読めない。

白い方は、文禄慶長の役の戦後処理について書かれていた。

その時に、朝鮮からの使節がこのお寺に泊ったということが書かれていた。

拝観をしようと拝観を受け付けている社務所の建物の前まで来た。

拝観といっても、

見ることができるのは、

本阿弥光悦が造った「巴の庭」

長谷川等伯の「涅槃図」

本堂への渡り廊下があるが、

本堂は拝観できない。

しかし、

休みだった。

巴の庭も拝観することができなかった。

 

5月10日の今宮祭の還幸祭の日、

堀川堀之内に来た時に再訪した。

堀川堀之内から本法寺は近い。

 

   

 

5月10日は天気が良く、

日曜日なのでということはないと思うが、

拝観で来た。

玄関あたりは写真を撮ってもいいとのこと。

玄関は広くて黒くて磨かれた床に白い壁と高い天井と黒い太い梁。

蛍光灯があっても薄暗い感じがする。

昔ながらの雰囲気が漂っていた。

拝観する人も少なく、この時は自分たちだけだった。

拝観料ひとり500円の1000円を支払って中へ、

視線の向こうには、明らかに木造ではない鉄筋コンクリート建物があった。

違った世界へ向かうような感じだった。

黒い木の床も途中で、タイルに変わる。

右手には、庭があった。

「つなしのにわ」という庭だった。

庭には十つの石がある。

これで九つ。

あと一つは自分のいし(意思)。

これで十の石があるということになるようだ。

だから「十石の庭」と漢字で書く。

なぜ「つなしのにわ」というか?

一から十までかぞえると、

ひと、ふたと・・・やっ、ここのつ、とおと十には「つ」がつかない。

かぞえるとき「つ」が付かない十の石(意思)がある庭で

「つなしのにわ」という頓智だね。

   

 

面白かった。

つなしのにわの後ろに扉が二つあり、

順番に入る。

一つ目は、たくさんの陳列と大きな涅槃図を下から見上げる感じ。

二つ目にはいると、階段をあがる。

上がると大きな涅槃図を上から見上げる感じ。

他にもたくさん展示があった。

長谷川等伯の涅槃図のレプリカが展示されている。

三階の下までの高さいっぱいに涅槃図だった。

高さ10m幅6mほどあるようだ。

この部屋は写真は撮れなかった。

 

三巴の庭

長谷川等伯の涅槃図が展示している鉄筋コンクリートの建物の裏に

三巴の庭がある。

「巴の庭/三巴の庭」は室町時代の書院風枯山水の影響と安土物山時代の芽生えを感じる名庭で、本阿弥光悦が造ったとされます。1972年(昭和47年)に修復され、1986年(昭和61年)に国の名勝へ指定されています(説明チラシ)

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「巴の庭/三巴の庭」は書院の東側から南へ曲がる鍵方で、広さはおおよそ200坪に及びますが、3箇所の築山で巴紋を表現することから「三巴の庭」と呼ばれますが、巴の形は経年により解りづらくなっています。(説明チラシ)

 

下の写真の真ん中にある池が円形石(日)・蓮池

その後ろにあるの石塔が巴の築山其の1

枯滝・巴の築山 其の2

小さな石の橋がある。奥には滝がある想定なのだろう。

渡り廊下の反対側すぐのところに、築山其の3があるようだ。

手前には、光悦のつくばいがあるとのことだが。

 

築山其の3はこのあたりかな。帰り際に、木製の灯籠があったので写真に撮ってみた。

説明にあったように、どうもわかりにくかった。

 

   

 

建物の周りの廊下の突き当りにつくばいがあった。

つくばいには睡蓮の花か?咲いていた。

庭には青紅葉やカキツバタ?などが見られた。

カキツバタ

万両かな