梅の季節到来
梅小路公園の梅は見頃と言うネットの情報があった。
行ってみた。
梅小路公園は大阪からだと京都駅手前でちょっと見えるはず。公園に隣接してJR線が通っている。
下の写真にはJR京都線の電車が写っている。
だからと言って歩くと少しあることになる。
何年か前に、梅小路公園にJR駅ができた。
その前に鉄道博物館ができて、水族館も移ってきたので、利用者の便を考えてのことだと思う。
その名も「梅小路京都西」駅。
山陰線の駅だ。
この駅を利用するととてもアクセスが良いと思う。
しかし、この線は意外と、便がよくない。
20分に一本程度、編成も短く、インバウンドもあって、めっちゃ混む。
観光客がいくら来ようと頑なに、このダイヤと編成を守っているように思える。
コロナで運行本数を減らしたままという話を聞いたことがある。
JR西日本は需要はコロナ前ほどの復活はないと踏んでいたようだ。
ここまで、利用者が増えるとは思っていなかったのだろう。
乗ろうかと思ったて、乗り込んだが、発車を待つうちに、徐々に混んできた。
乗るのをやめて京都駅から歩くことにした。
歩くと14分(Googleマップ)程度。
電車だと数分だろうが待ち時間最大20分や混むことを考えると、歩いた方がいい。
梅小路公園梅園
梅園は、京都駅から歩いたときに梅小路公園の入り口になる「大宮南入口」を入ってすぐのところにあった。
大宮南入り口。枯れ木の間に梅が見える。
梅の花は、桜と違い派手さはないが、枝ぶりと、小さくても思いっきり開いた花弁が気に入っている。
枝分かれが、桜のように丸やかではなく、かくかくした感じで、その枝枝に主張があるような感じがする。
梅の花の写真をとっていると、ハエが・・・。ハエも蜜を吸いに来るのだ。
ピンク(赤)と白い花をつけている木もあった。源平咲きというようだ。
これは、土壌の影響もあるような。
大きな梅の木のなかで小さな梅の木も花をつけていた。「樹名調査中」とあった。
小さい梅の木だが、花の色合いがとてもいい感じだった。
これが、梅のよさかもしれない。小さな木でも、何か惹きつけるものがある。
河原遊び場
梅の木のエリアの近くは、水が流れる庭があった。
梅並木
JR線に接すると所に梅の木並木があった。
西八条第
ここにも史蹟があった。この辺りは平清盛の
芝生広場
河原遊び場の横に広い芝生広場があった。
その向こうに京都水族館があった。かつては、岡崎あたりの動物園の近くにあったように思う。
市電ひろば
水族館の横に、市電広場があった。今は、市電の塗り替えかなにかやっているようで、入れなくなっていた。
チンチン電車
その横には、チンチン電車乗り場あった。短い距離ではあるが、京都を走った市電に乗ることができる。乗った市電は、初めて見る車体だった。そう、この市電は昭和36年まで現役だったそうだ。60年以上前の市電が、今乗ることができた。
乗車料150円。ウロウロ写真を撮っていたら、やってきた。
載ることにした。乗ったのは、小さい子供連れの親子二組と自分だけだった。
載ってよかったのか、なんとなく場違い感があった。
チンチン電車乗り場に隣接してある建物には、レストランがあった。
緑の館
チンチン電車を降りて、少し歩くと「梅小路京都西」駅がある。
その手前に、緑の館・朱雀の庭・いのちの庭があった。
ここは、庭だけでなく、施設の建物内の和室を借りることができる。
レストランもある。
誰も入っていないかもしれないが、せっかくだから入場した。
朱雀の庭といのちの庭の入場料は200円
チンチン電車もそうだったが人が少ない。まわりには人がたくさんいるが。
ここはガランとしていた。受付の人もいない。
自動販売機でチケットを買って、数歩のところにある入り口の横にある箱に、チケットを入れて入場。
梅について
春の花と言えば梅と桜。
桜が一番人気あると思う。しかし、梅の花は、冬が終わり始めるころ、咲き始め、春の訪れを告げてくれるような気がする。
早く咲く河津さらくもあるが、やはり梅がいい。
梅の枝は幹から分かれてた枝に枝の伸びる方向とは関係ない方向に枝を伸ばす。
そこに花が咲く。個性的で、桜と違った良さがある。
源平咲き
桃の木に、白とピンクの花をつけている木を見たことがある。
一つの木に二つの色の花が付くが珍しく思えた。
梅の花にも、二つの色の花をつける木ががあった。
白と赤、源氏と平氏の旗の色になぞらえて、「源平咲き」というようだ。
日本気象協会のページ「源平咲き」の説明したページがあった。
その一部を引用。
1本の木に赤と白の花が咲くことを「源平咲き」といいます。平安時代の源平合戦のとき、源氏が白い旗を、平氏が赤い旗を用いていたことから、こう呼ばれています。梅をはじめ、桃や椿、ツツジなどにも見られます。
なぜ1本の木に赤い花と白い花が咲くのでしょう。それは、白い花の木に赤い花が咲くようになったのではなく、赤い花の木に白い花が咲くようになったからです。つまり、梅の場合、もともとは紅梅の木に白梅が咲く、という構図です。 赤い色はアントシアンという色素から作られますが、赤くなるためには、多くの酵素を必要とする様々な過程を踏まなくてはなりません。この酵素が一つでもうまく働かなくなると、赤い色になれずに白い花のままとなってしまうのです。
梅豆知識
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