紅葉の頃にこのお寺に行くのは、二度目か三度目。
泉涌寺の参道からそれて、このお寺に行く。
泉涌寺に行ったことがある。このお寺の方がいいと思った。それで、繰り返し行った。
泉涌寺への参道の終点近くから、横にそれ坂を下って行くと鳥居橋がある。
その手前に、右にさらに下って行く道がある。下れば川沿い道がありそうだ。この道が京都一周トレイルのルートになる。
鳥居橋を渡り、参道を歩く、ここの参道は両側の高い木の枝が参道のはるか上を覆うように伸びている。なんとなく厳かな感じがする。
今熊野観音寺の門をくぐると、紅や黄色に色づいた高い木の葉が太陽に照らされて、ライトアップされているようだ。
進むと木が上を覆い少し薄暗い感じがする道になる。
子守り大師像。
広い空間の真ん中に大師像が立っている。このあたりも上には木の枝が伸び少し薄暗い。
大師像の後ろの階段を上がると、空が広がり本堂が目の前に。
この日は、紅葉狩りの人のために、長椅子が置かれていて、お茶の売店も出ていた。
先ほどの入り口あたりに向けて張り出したように建つ茶所。ここの回廊は撮影スポット。回廊は紅葉が目の前に見ることができる。紅葉狩りに来た人が写真を一生懸命撮っていた。
↓茶所。紅葉に覆われてしまってみにくが。
茶所。この日は使われいないようだ。戸が閉じられ、中はガランとしていた。
茶所の回廊からの紅の眺めはいい。紅葉の葉が目の前に見える。
風が吹いて、色づいた葉がさささーっと泳ぐように揺れる音は心地良かった。
このお寺は何度か来たことがある。
以前来た時は夏だったか?本堂から般若心経が聴こえていた。静かで落ちついたお寺だ。
泉涌寺の塔頭だが、泉涌寺よりこちらの方が気に入っている。
また、このお寺は、頭に関わるお寺で、ボケ封じの観音様もいる。
多宝塔がある医聖堂。一回上がったことがある。上がる道は少し山道風だった。
本堂のあるところから少し上がらないといけない。
紅葉の風景を写真と動画にいっぱいにおさめ、堪能して、このお寺をあとにした。
このお寺は西国三十三ヶ所の15番目。
本堂の御朱印を頂くところの近く木の机にドライヤーが置いてあった。
頂いた御朱印を乾かすために使っていた。以前、このお寺に来た時に、御朱印をもらっている人の朱印帳が目に入った。A4サイズほどの和紙の朱印帳に朱印がいっぱい、何度も何度も御朱印の上に御朱印その上に御朱印という感じで、御朱印が原型を留めていないよう感じだったように覚えている。真面目に、何度も何度も巡礼を繰り返した証拠。頭が下がる思いがした。
この日も、大きなドライヤーのがある机より大きい和紙の御朱印を乾かしている人がいた。この和紙もいずれ、御朱印でいっぱいのなるのだろう。
紅葉を堪能したので、今度は少し運動しようと、豊国廟に向かった。
動画