大阪にいるとなかなか気づくことがなかった。数年前にこの時期に琵琶湖の湖西に行った時、緑多い山の色がまだらなのが気になった。
濃い緑と淡い緑が山を覆っていた。陽の光の加減かと思ったが、良く見ると違う。
多分、落葉樹の新芽の淡い緑と常緑樹の濃い緑があるのだろう。
秋の紅葉も山を紅や黄緑が混在して山を彩る。
春も、紅葉ほどの鮮やかさはないが、緑のグラデーションが面白い。
萌黄、鮮緑、深藍など山に多種のみどり色で覆われる。
みどり色のオンパレード。
写真に撮るとどうもその色の表現が出ない。
実際に見るととても綺麗。陽が照っていなくても、淡い緑は陽が当たっていように錯覚してしまいそうになる。なんとも不思議な感じがする。
秋の紅葉に対して、春は多種の「みどり」と出会うことができる季節。ひらがなで「みどり」一般を指す意味で「みどり葉の季節」と言うのも面白いかな。
いいカメラだとキットいい色が表現できると思う。
iPhone5sのカメラだから、なかなか臨場感を表現するのは難しいかな。
↓4年前に湖西で撮った写真
取り立てて言うほどの事ではないかもしてない。季節の移る時は、目に見える色の変化が、季節の愉しみだ。
夏になると。色合いが少なくなって行く。春と秋は自然の織りなす色合いを愉しめる。
同じみどりでも「碧」とい言うのもある。紺碧色と言えば、海を思う。
空と海の「あお」と「みどり」のコントラストはいつ見てもいい。
南紀出張に行くことがよくある。行く季節その日の天候によって、見える色が違う。それは、出張の中での愉しみ。