琵琶湖疎水
京都東山は、蹴上で琵琶湖疎水第一と第二が合流する。
蹴上から北へ疎水分流となり水路閣を通り松が崎浄水場を経て、哲学の道沿いを流れる疎水となる。
↓水路閣の上
↓哲学の道
もうひとつは、東山動物園横の噴水のある「南禅寺舟溜り」に注ぐ。そこから東に進み平安神宮の南を通り、北上し冷泉通りで東進、冷泉通りに沿って鴨川まで進む。
途中「夷川舟溜り」にある夷川発電所を通る。
冷泉放水口で突き当たり、鴨川沿を南進し、伏見インクライン・墨染発電所を経て、宇治川に注ぐ濠川に合流する。
今回は、冷泉放水口から、夷川発電所を経て、神宮通りまで疎水沿を歩いた。
冷泉放水口を対岸から
京阪電車を「神宮丸太町」駅で降りて、まずは、京都御苑の方に向かって、丸太町橋を渡った。
春の日が優しくさす、まずまずの天気、鴨川の川辺は、近隣の家族連れやグループが週末の午後を愉しんでいた。
鴨川の飛び石では、子供たちが鴨川に浸かり遊んでいた。
写真ではあまりわからないが、薄日のさす、長閑な、ちょうどいい感じ週末の昼下がりの風景だった。子供たちに混じって、川に落ちない様に飛び石を渡った。これが近道でもあった。
疎水こみち
疎水は冷泉通りに沿って流れている。疎水と冷泉通りの間に「疎水こみち」がある。
緑の中の小径を疎水に沿って歩ける。
↓夷川発電所あたり
夷川発電所
認可最大出力は300kW、常時最大出力は280kW。今からすると出力は大きくかんじられない。今の火力発電所の多くは、数字とkWの間に「万」という文字が入っている。しかし、この発電所は現役だ。
発電所から注ぎだす疎水の流れは滝のようで、その周り緑豊かで、京都の東山の街中にあって、山の中にいるような雰囲気を味わえた。
夷川発電所のある「夷川舟溜り」の風景は、のどかな感じで、行ったときは鴨が泳いでいた。
直角に曲がる疎水
疎水沿いを上流に向かって歩いていると、二カ所クランクがある。90度流れの方向が変わるところが2か所あった。
「南禅寺舟溜り」から西まっすぐ行くと、お寺の密集地帯に行き当たるようだ。それを避けるように疎水方向を変えるのだろう。
平安神宮の前まで行った。
YouTube動画
当日撮った動画をまとめてYouTubeにアップしました。
ご覧頂ければと思います。