上賀茂神社鳥居
上賀茂神社と言えば、緑いっぱいの境内の入り口に立つ朱色鮮やかな一の鳥居を思い浮かべる。
一の鳥居。
両側に芝部が広がる参道の先には、二の鳥居が小さく見える。
6年前に来たお時も、上の写真と同じアングルで撮った。芝生の緑と朱色の鳥居と奥にも朱色の鳥居の組み合わせがよかった。この景色は、6年前と変わっていない。
大鳥居
しかし、一の鳥居の前のロータリーができて、先に大きな鳥居が建っていた。その鳥居の前に「加茂大社」と文字が彫られた大きな石碑があった。
自然石を使って、雰囲気があっていい感じだった。この石をバックに記念写真を撮っている人を見かけた。下の写真。
一の鳥居バックに、大きな鳥居と石碑の組み合わせもいい感じだった。
↓手前大鳥居と奥に一の鳥居
確か6年前には、この大きな鳥居はなかったように思う。
6年前には、お店が並んでいたように思う。
昭和感のある店だった。
それも全てなくなり、キレイに整備されて、今風になったように思う。
令和風になった。この景観のまま維持できるのだろうか?と思ってしまう。
上賀茂神社
長い芝生の間の参道こ先には、二の鳥居がある。
立砂(たてずな)
二の鳥居を入って、一番最初に目につくのは、細殿の前にある「立砂」。
立砂は、神山を表していて、本殿がなかった頃の祭場の名残。
神山(こうやま)は本殿より北に2kmのところにある山。この山の頂上にある磐座(いわくら)に賀茂別雷神が降臨したとのこと。
上賀茂神社の本殿の上はゴルフ場が広がっている。このゴルフ場は進駐軍が作ったとか。日本人なら
神様の内野にゴルフ場を作るとようなことしないと思う。このゴルフ場には上賀茂神社の神域が含まれているとか。
それより北にあるのが「神山」。上賀茂神社の北一帯に神域があるのだろう。
本殿
今回は、前回工事中でお参りできなかったか?
特別参拝がありそれで本殿に参拝するのを忘れかで、参拝できなかった本殿に参拝した。
玉依姫を祀る片岡神社など上賀茂神社の話を聞いても、そんなのあったっけと思うことが多くあった。
その時は、そのあたりへ参拝することができなかった。
↓2017年8月に撮った写真。本殿のあたりは工事中の覆いがされている。
そして、別雷神の母の玉依姫の片山御子社(片岡社)にもお参りできた。
本殿への参道沿いにある社だった。
祭神賀茂別雷命のお母さん何に。ただ、一番近いところにあった。
縁結びの神様。
お参りしていると、若い女性たちが次から次へとお参りしていた。
↓楼門から中門。
本殿楼門前の玉橋
この橋は渡ることができなかった。
玉橋の下を御物忌川が流れていた。流量はが少なく、流れているかと思うくらいだった。
新宮神社
本殿に向かって左(東)に進むと、「新宮神社」がある。
この神社は、貴船神社と繋がりがあるようだが、賀茂別雷命の横に鎮座されている。
伊勢神宮への遥拝所が前にあった。
上賀茂神社境内を流れる川
御物忌川(おものいがわ・祭器具を清める川)
新宮神社の横を山からの流れがあった。
この川が、神社本殿前を通り、もう一つの勢いのある流れに合流する。
この川は、水流も少なく静かに流れていた。玉橋の下を流れている。
御手洗川(みたらしがわ・身を清める川)。
本殿の向かって右(西)を流れていた。
勢いのある流れだった。
橋殿。手前で御物忌川と御手洗川が合流。
ならの小川
本殿の前あたりで、御物忌川と御手洗川が合流して「なら川」になる。
「なら川」藤ノ木通りを流れる明神川と賀茂川に注ぐ水路と神社前の道路を過ぎたあたりで別れる。
この分岐点、明神川へ流れるように仕組まれていて、余った流れが賀茂川に注ぐようになっていた。
境内で川が合流して名前を変えるのは、珍しいと思う。