一粒万倍 資金調達・子宝・一寸法師の神社 種貸社 20230930

住吉大社の末社に種貸社がある。

入口の鳥居の前に立つと「一粒万倍」の文字が目についた。

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賽銭箱にも

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住吉大社にも中でも、鳥居も建物も新しい。

前には広い駐車場もあって、訪れる人が多いのかと思われる。

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この神社は、住吉大社の本宮からは少し離れたところにあり、住吉大社に参拝した人が続けて参拝すると言う位置になさそうな感じ。

この神社のご利益は

資金・子宝・智慧の元種の神様。

住吉大社のご加護で神功皇后が応神天皇を出産、そして、薩摩藩の祖となった島津忠久公の誕生石など子宝・安産の説話が広く知られていた。

一寸法師も住吉大明神にお祈りして子供が生まれたことから始まる。

住吉大社内の種貸社は、神種を授ける神様として信仰されている。

 

   

 

住吉大社は一寸法師とも関係がある。

手水社には一寸法師。

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一寸法師のお椀の?
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この神社の案内。
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この日は9月30日、明日10月1日は、初辰の日。

旗がずらっと並んでいた。

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初辰まいり

毎月最初の辰の日に行われる。

10月は1日。

行った日は9月30日。

9月30日は一粒万倍日とか。おまけに「大安」。

初辰まいりは、住吉大社の種貸社、楠珺(なんくん)社、浅沢社、大祓社の4社で行われるそうだ。

 

   

 

初辰まいりについて調べみたら、こんな意味もあるのかと。

神社専門メディア奥宮のページに以下のような記載があった。

住吉大社といえば、商売発達・家内安全の「はったつさん」と言われる「初辰まいり」が有名だ。これは、毎月最初の「辰の日」に、境内にある4つの社をお参りすることで、あらゆる「発達」を祈願するというもの。「初辰(はつたつ)」から「発達(はったつ)」となったらしい。

初辰まいりの初辰は「はったつ」に繋がるということ、で縁起がいいのかな。

種貸社

元種を授ける神様
資金調達・子宝・知恵を授ける神として信仰されます。古く『延喜式』の神名帳に「多米神社」と記載され、歴史のある古社です。(住吉大社「

種貸社」のホームページより)

 

この神社の祭神は倉稲魂命。倉稲魂命は宇迦之御魂神(ウカタマノミコト)と同じようだ。

伏見稲荷の主祭神。名前の「宇迦」は穀物・食物の意味で、穀物の神である。

元々は違う場所にあったようだが、火災で焼失した後、住吉大社の神饌(しんせん)を司る神社だった。再興には住吉大社境内になったとか?