八大神社に向かっていると、「狸谷山」の看板をよく目にした。八大神社や一乗寺下り松の看板以上に目にしたように思う。
「狸谷山」初めて聞く名前。
真言宗のお寺。狸谷山不動院とも狸山不動院と言われるようだ。
真言宗修験道大本山の寺院。
平安時代、桓武天皇が都の北東に位置するこの場所に鬼門封じとして、不動尊を安置したのが始まりという。
慶長9年(1604年)、宮本武蔵が狸谷山中で滝行を修し、不動心を体得したといわれる。(ウィキペディア「狸谷山」より)
八大神社の裏口から出て、
緩い上り坂を歩いた。
目的地まで15分から歩くことになるのかな?
すぐ、自動車用の祈祷所。本当に3分程度でついた。
自動祈祷所にここの案内地図があった。
本殿までに250段の階段を上がる。
その階段の名前が「健康階段」
250段、多いようで、少ないようで。
予定していなかったし、自動車祈祷所でやめて詩仙堂に戻ろうか、どうしようか少し迷った。
しかし、こう言う時は、迷った末に、行くのをやめて、後から後悔したことしきり。
上がってきた道を見ると。
「来い!」と言われているようだった。
「本殿」書かれていた。お寺は「本堂」かと思ったが。「祈祷所」あるから神社?。
複雑だね。
「本殿」へ
この鳥居の手前に駐車場があった。10台くらい停めることができるような。
車の人はここまで上がってこられる。
鳥居を潜って階段を上がると、階段は二手に分かれていた。
鳥居が立ち並ぶ階段と普通の階段。
伏見稲荷さんとはちょっと違った鳥居。
この先のは、お稲荷さんではなく、白龍弁財天が祀られていた。
七福神
階段の要所要所に、狸の置物に今何段目という案内を置いてくれていた。
毎度のことだが、階段や坂を上がると、息がすごく切れる。「ハァーハァー」息を吐きながら階段を上がった。上がりきっても、しばらくは治らない。
あと、この先が127段ほど。先にみえる階段で終わりかと思ったが、数えると約75段ほどあった。その先にも階段がある。この階段は「厄除階段」と看板にあった。
ほぼ上がりきり、あと少し。清水さんより小ぶりだが、舞台があった。
この階段の先には、
行きしな「女厄坂」を通る
この先奥の院に続いている。
ここの箱に拝観料500円入れる。
眺めは、こんな感じ。
帰りは「男厄坂」を降りる。
下って、自動車祈祷書を過ぎたあたりに、かつての参拝者駐車場と洗心寮だと思わる廃屋のような建物があった。現地の案内看板にあった。
崩れて改修中のような、そのまま放置されているようなところが、何か所かあった。「健康階段」を上がり口の通りの手前から階段の半分が工事中のようになっていた。大雨がよく降るようになって、山にある施設は、大雨で流されるものもあったり、大きな施設を管理するのは大変なのだろうと思う。