京都を歩くと、何か見つかる。20221016

 

この日は「八大神社」を目指していた。

最寄り駅は叡電の「一乗寺」駅。

京阪電車の「出町柳」駅で叡電に乗り換えて3つ目の駅。

出町柳駅を降りて、叡電の改札前まで行ったが、一乗寺駅からだと、歩く距離も少なそうなので、「出町柳」駅から歩くことにした。

高野川

「出町柳」駅を出てしばらく川端通り沿いに歩いた。

車道沿いは面白くない。

ふと川側を見ると、高野川の土手を降りれそうなところがあった。

そこを降りて、高野川の川縁を歩いた。

川の音が聞こえて、自動車の音しかしない車道沿いを歩くより何倍もよかった。

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心地よい川の音を楽しみながら歩いた。

高野川の川縁のは賀茂川や鴨川と比べると少し狭い。散歩道だけが続く。写真を撮りながら歩いた。

そして、お陰橋あたりで上がり、少し川端通り沿いを歩いた。

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ポン菓子販売車

Googleマップの経路通り、角を折れて、住宅街の道を歩いた。

そして、懐かしいものを見るけた。写真を撮ることはできなかったが、軽トラのポン菓子加工販売車があった。子供の頃は見かけたが、家の近くまで来て、お米を持っていて行って、ポン菓子を作ってもらった。

ポンと爆発するような音を立ててポン菓子ができる。

色褪せたイズミヤ看板

京都を歩いていると看板の色が褪せて見えることがある。

原色でカラフルなイズミヤの看板も京都では色褪せる。

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コーナンは普通だった。
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疏水

さらに進むと、疏水を渡る小さな橋があった。この疏水の流れは、哲学の道の疏水の流れの延長。

この先高野川を越えて、賀茂川に至る。

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高野川開墾来歴碑

橋を渡ると神社がある。

「賀茂波爾神社」

その鳥居の横に別の何かがあった。木製の立札があった。この立札の案内は、石碑に書かれている内容を要約したものだと思う。もう、ずいぶん前に立てられたのだろうか。文字が掠れて読めない。

目を凝らしてみると。

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このあたり、高野川東は高野河原と呼ばれいた。当時、川の流れは早く、増水すると人馬は渡ることができなかった。このあたりを通りかかった大阪の豊後屋又兵衛が開墾を志した。その頃心頃御水尾上皇が修学院離宮への御幸の道をつくらせようとしていた。又兵衛は許可を得て私財を投じて御幸道を作り、褒美として道路沿いの荒れ地をもらい、喜んで荒地を開墾して完成させた。又兵衛の家だけ連綿と住み続けている。村の誕生の話を石碑に刻んだようだ。

SA224 高野河原開墾来歴碑

けいぶん社 いちじょうじ店

建物の写真を仕切に撮っている人がいた。

その建物は「けいぶん社」と言う書店だった。

レトロな看板。雰囲気のよさそうなお店。どんなんか、入ってみた。

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明治大正を思わせるような店内、今時の書店のように照明が煌々としていない。書店にしては、照度が低いように思った。

レトロ感漂う店内。丸い照明が天井からいくつもあった。電球色の照明。それで少し照度足らないかと思った。文字は十分に読める程度。この雰囲気で、本を見ていると、どれもなんとなく京都に関係ある本かと思ったり、ちょっと高級感を感じた。

ここで京都の本を一冊買った。

手書きイラストに手書き文字でいい感じなので、お土産にこれを買った。この店の紙のカバーをつけてもらい。しおりも挟んでくれた。



 

一乗寺駅前

駅前は、人通りがそれほど多くなく、少ない過ぎず、いい感じ。食品スーパーもあって、レストランもあって、暮らすにはいいところかと思う。

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道すがら

行列ができているお店があった。

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一乗寺だからラーメン屋かと思ったらトンカツ屋だった。帰り空いていたら寄ろうかと思った。

白川通り

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「狸谷山」と言う看板をよく目にした。
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八大神社の近くはいくつか神社やお寺あるようだ。

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懐かしい看板があった。
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どこの町を歩いても同じなのかもしれない。

京都の町は歩けば、何か見つかる気がする。

京都の町をあてもなく歩くことがある。目標があっても最寄りの駅ではなく手前の駅で降りて、目標まで歩くこともある。

歩けば、何か、ある。普段の京都の街の雰囲気を感じることができたり、地図に載っていないような史跡と巡りあったりすることがある。

京都の街の散歩は、それが、おもしろい

 

 地図