長岡天満宮
長岡天満宮は梅の名所。梅林がある。本殿の前にも梅の木がある。
手水舎
手水舎の口は龍だった。
撫で牛が二頭。
牛の後ろにある説明書きには、道真公と牛とのかかわりが書かれていた。
道真公の茸狩りの宴の最中に、子牛が宴席に迷い込んだ。その子牛が道真公を敬う如くあったので、家に連れ帰りかわいがったそうだ。
そして、大宰府に左遷になり、刺客に襲われ危ういところに白い牛が駆けてきて命を守った。その牛は、都にいるときにかわいがった牛だったそうだ。
最後に、亡くなられたあと、遺骸を乗せた曳いた牛が、途中でひれ伏して動かくなくなり、そこを墓所として、現在の大宰府天満宮がその地に建てられたとのことだった。
菅原道真公と牛は少なからず関係が深くあったようだ。
鳥居の手前に小さい牛?の像があった。
そして、天満宮と梅の花はつながりが深い。天満宮と言えば「梅」。
梅林
本殿からさらに進むと梅林がある。
梅の花の咲き方はこんな感じなのか?
ホームページでは、今年は早めに見頃になったとあった。もう終わりかもしれないと思いつつ行った。
梅は桜のように派手さはなく、咲く時期も少しづつずれる。
梅の花は、咲いた花の近くで愛でるのがいい。
木の高さもちょうどいい。花を間近に観ることができる。サクラやモモは花に見下ろされているような感じがする。
春の花を愛でるのであれば、梅がいい。
正面大鳥居
この通りが「天神通り」というようだ。先には天満宮の大きな鳥居が見えた。
鳥居階段下から見上げると、青い空を背景になんかいい感じがした。
八条が池中堤
正面大鳥居をくぐると、池が両側にあり、その中を天満宮に続く道がある。
真ん中の道は通れないが、真ん中の道の両側にある「霧島つつじ」を隔てて両側に通路がある。そして池がある。池の名前は「八条が池」
おとくにの竹の碑・筍の産地・竹の子最中
天満宮へ渡る信号の手前に「おとくにの竹」という碑があった。
乙訓(おとくに)地域は、竹と筍の産地とあった。
NHKの「京都人の密やかな愉しみ」でも、長岡京の筍のことを題材にしたシーンがあった。筍好きの画家が料亭に年に一度、筍が旬の頃「筍づくし」の料理を食べにくる。そのもてなしに、長岡京の朝どれの筍をふるまうというという話。
「かぐや姫」伝説のゆかりの地であるといわれているようだ。
境内には、竹の子最中や竹の子を混ぜ込んだ御餅ちを売っている店があった。
竹の子が入っていると言うので、珍しさもあって、試しに買ってみた。
地図
〒617-0824 京都府長岡京市天神2丁目15−13