八条ケ池
これから、暖かくなり木々も活気を取り戻し、花々が街を彩る頃になる。
長岡天満宮へお参りしたあと、この八条が池でゆっくりと春の日を過ごしてみてもいいかもしれない。
長岡天満宮に行ったのは、まだ梅の花の咲いている頃。少し肌寒さを感じる頃だった。
天満宮の前には、広い池があった。その広い池には長い木製の水上橋が架けられていた。
この池は「八条ケ池」という。
八条ヶ池は、寛永15年(1638)、桂離宮を造営した八条宮智忠親王によって築造されました。 天王山から愛宕山まで、悠々とした西山を借景とし、天満宮の前庭として社観を高めると共に、灌漑用水としての役割を果たしています。 平成25年(2013)には、「都市景観大賞」の国土交通大臣賞を受賞するなど、歴史に育まれた景観を守りながら、市民をはじめ多くの人々に愛されています。(長岡京市ホームページ「長岡天満宮 八条ケ池」より )
水上橋は
総延長は157.5メートルであり、本市の友好都市である中国の寧波市が所在する中国浙江省の西湖の最大の島である三潭印月(さんたんいんげつ)にある湖上の回廊がモデルとなっています。(長岡京市ホームページ「長岡天満宮 八条ケ池」より )
↓中堤西側。
鳥居が見える。長岡天満宮の鳥居は大きい。
池の手前側には、ショウブが植えられるようだ。
そして鳥居の横には桜並木がある。
桜が咲く3月下旬から4月上旬にかけてライトアップされるようだ。
八条が池東側。水上橋
中堤の橋(旧太鼓橋)。池の東と西をつなぐ水路の上にある。
六角舎
池にたくさんの鯉や鳥が泳いでいた。
鴨は日向ぼっこ。
八条が池は広く、水上橋も長い。ずっと進むと、島がある。
そしてその奥にも池(西池)がある。
この池では、菖蒲や蓮・花ショウブ・などの水生植物が植えられる。
上の写真に、民家が写っていると思う。この池に面して民家が立ち並ぶ。季節には、菖蒲やハスなどの花を家から観ることができる。
池沿いの家にとっては八条が池が裏庭のようなもの。
きりしまつつじ(見ごろ4月下旬頃から)
長岡天満宮鳥居。その間から見えている植栽が、きりしまつつじ。
行ったときは3月だったので、まだ色づいていいないが、4月末から5月初旬にかけては、赤い花を咲かせるようだ。
令和5年の写真を見ると、4月14日頃が、見ごろだったようだ。
八ヶが池の中堤に道を分けるように植えられているのは、「きりしまつつじ」。
この道の両側が「きりしまつつじ」。
4月にはこの両側が真っ赤に染まる。
地図