松ヶ崎にある五山の送り火「妙法」の「法」の下に、妙円寺がある。
「法」の字の近くまで来て気が付いた。
「都七福神めぐり」の「大黒天」のお寺。
「都七福神めぐり」のひとつであることも、参道ののぼりを見て知った。
都七福神めぐり
ちなみ「都七福神まいり」は日本最古。七福神の発祥は京都とホームページに書かれていた。
それぞれの神様がどの寺社かは、以下の通り。
- 毘沙門天:東寺
- 弁財天:六波羅蜜寺
- 福禄寿神:赤山禅院
- 寿老神:革堂(行願寺 革堂(こうどう)
- 布袋尊:王獏山萬福寺・10月21日
- ゑびす神:ゑびす神社
- 大黒天:松ヶ崎大黒天(妙円寺)・今回
このうち、赤山禅院、東寺、六波羅蜜寺、京都のゑびす神社は行ったことがある。
このお寺で5つ目。追記(10月21日には、布袋尊の萬福寺に行った。)
それぞれで、都七福神めぐりの御朱印をもらわないといいけないのだろうが、もらっていない。
参道鳥居
最近参拝するお寺は、神仏習合の風習が残っているのところが多い。
ここはお寺。参道の入り口に立派な鳥居がある。
「大黒天」しかし知識がないので、神社と思っていた。
ここから、大きな勘違いが始まる。
参道沿いは、住宅が立ち並ぶ。
参道
ずっと行くと、大黒天の祠があった。
大黒天の祠で、鈴を鳴らして、ニ礼二拍した。
鳥居がある。もう「神社」と確信。
境内
階段を上ってあった門は、お寺の三門。まだ、神社と思っている。お寺と気がついていない。
この灯籠は神社風。
本堂。本殿ではない。賽銭箱の前には鈴があった。
また、鳴らして、ニ礼ニ拍。
お参りした後、横にある授与所で御朱印を買った。
何種類かある御朱印を選ぶとき、授与所の人と話が噛み合わなかった。
神社と思いこんでいる人間とお寺の人との会話、噛み合う訳なかった。
お寺の御朱印ですと言われて、
五山送り火に「法」がお寺なんですね。と言う訳のわからないことを言って、納得して御朱印を買った。
ここは全体がお寺。
「大黒天」だから、神様とは思い込み。
境内は静かで緑が多かった。
落ち着く雰囲気だ。
大文字「法」の火床
御朱印を買った後、境内の休憩所の前の自動販売機でジュースを買って、自販機の横の長椅子に座って、視線を本堂の上に上げると、
本殿の屋根の上に「法」の字の火床が見えた。
もう一つの門
もう一つ門があった。
アクセス・地図
◆市バス「松ヶ崎大黒天」、または京都バス「松ヶ崎大黒天」下車、徒歩約5分
◆叡山電車「修学院」下車、徒歩約15分
◆地下鉄「松ヶ崎」下車、徒歩約20分