5月最後の日曜日、嵯峨祭を見に行った。
動画
嵯峨祭は、鉾・獅子舞・神輿の順番で巡行していく。
鉾は人が持ち進むときのステップがユニークで、そして、獅子舞の動きはとてもリアル感があった。
嵯峨祭ルート
釈迦堂前に御旅所から大覚寺に集まり、JR嵯峨嵐山の北口、南口をを通り、嵐山のメイン通り長辻通りを・渡月橋を渡り嵐山公園中之島地区に集合して、釈迦堂前の御旅所に戻るルート。
野宮神社前の掲示板に嵯峨祭還幸祭のルートが掲示されていた。
さすがの嵐山も嵯峨祭の祭ムードがあるかなと思った。
一切感じなかった。
しかし、嵐山は祭りがなくても、祭のように、人で満ち溢れている。
欧米系の海外旅行の人が多く、修学旅行の学生などでいっぱいだった。
嵯峨祭
嵯峨祭の巡行は、大覚寺に集まり12時40分に「鉾」が出発。
神輿は13時。
より道をし過ぎって、13時まで大覚寺に行けいるか?と思いつつ歩を進めた。
祭の雰囲気がない丸太町通りから清滝通りを急いだ。
清滝道をそれて並行して通り細い道を歩いた。野宮神社見た祭の一行の経路ではこの道を通るはず。
祭の「ま」の字もなかった。
しかし、しばらくすると、遠くにパトカーが見えた。
そのうちこの道は通行止めになり、下の写真のような車両が通り始めた。
少し歩いて、角を曲がった。
大覚寺の方から、遠目にみて鉾がこちらに向かってやってくるのが見えた。
鉾の方から鈴の音が聞こえてきた。小さな鈴の音でははなく、しっかりした優しい音。
「ちりーん」と「かんこん」の間の音。
聞いていて心地良い音だ。
嵯峨祭は、鉾が5本と獅子舞と神輿(愛宕大神・野宮大神)が嵯峨野町を渡御する。
鉾
鉾は、祇園祭の鉾とは違い人が持つ。
長い持てば電力会社の電線より高くなる。ひとりで鉾を持つ。
バランスをとりながら、ステップを踏むように鉾の上にある鈴を鳴らしながら進む。そのステップがちょっとユニークだ。
鉾は重たく、ひとりで持つのは大変そうだ。バランスを崩す人もいた。
その鉾が5本通る。
獅子舞
そして、獅子舞。とてもリアルな動きをする獅子舞。街中で見かけるとペットが散歩しているように見える。
神輿
鉾と獅子舞せ清められた道を神様がいる神輿が通り。
神輿は愛宕大神と野宮大神。
愛宕大神
野宮大神
神輿を担ぎ上げる様子を見た。松尾祭の時も見たが、その時より、持ち上げるのが大変そうだった。
松尾祭の神輿より重いのだろうか?
神輿はずっと担がれて巡行するのではない。しばらく行くと、ウマという台に乗せられる。
タマと言う台車が神輿の下に設置されて、街中を巡行する。
こんな感じ設置される。
↓こんな感じで巡行する。
神輿は、嵯峨祭の巡行は大覚寺を出ると、最初に紹介した道を通る。
清滝道を通る。清滝道の交差点でも神輿を担ぎ上げ、「ホイットホイット」と渡御する。
丸太町通りを通る。
そして、JR嵯峨嵐山駅北口ロータリーでひと休み。
ここで神輿は担がれる。
休憩。用意された日本酒をきゅうりをあてに口に含んでいた。
神輿の休憩中、神輿が休むJR嵯峨嵐山駅を後にして、ルートを進んだ。
先行している神官さんの人力車に追いついた。
ふたたび獅子舞
獅子舞は子供を見つけいると、駆け寄っていく、子供たち逃げ回る。獅子舞は子供たちの健康や息災願ってだろう。子供の頭を獅子の口で軽く挟む儀式。
しかし子供たちは走り回って逃げていた。
子供神輿。いつもなら神輿と一緒に巡行するようだ。
地図(嵯峨祭還幸祭巡行図)
嵯峨祭還幸祭のおおよそのルートをGoogleマップに落とし込んでみた。
オレンジの線が歩いたルート。
青い線が、「令和5年嵯峨祭巡行図」を見て落とし込んでみた。これは、間違っているとこがあるかもしれない。