なぜか石山寺に行くことになった。
5月5日は、今宮神社の神幸祭や藤森神社の駈馬神事がある日。
これも何かの縁かも。
JR膳所駅から京阪電車に乗って、石山寺まで。
乗り換え案内では、乗り継ぎはJR石山駅の時もある。
電車は「光る君へ」のラッピングがされていた
小さな駅。駅舎の壁には、紫式部?の絵が。
石山寺駅から石山寺へは1kmほどある。
バスもあるようだが、ほとんどの人が歩いて行っているとのことだった。
徒歩で約10分。
途中には、紫式部のイラストののぼりがあったり、
郵便局前のポストやラッピングされていた。
石山寺内の自動販売機も
そんなこんなで、歩いて石山寺へ。
5月5日は石山祭の日。
山門の駐車場に神輿が2基あり、今まさに担ぎ出すところだった。
お寺なのに神輿?
担がれた神輿は、山門の階段を上がり。
新緑の綺麗な参道、新緑の回廊を「ワッショイ、ワッショイ」の掛け声を上げ進んだ。
石山寺の山門からの参道を新緑が覆うように枝を広げていた。
これは、もみじだったかも。
途中、拝観料を支払うところがあった。神輿について歩いていると、そこをスルーしてしまいそうだった。拝観料を支払て散る間に、神輿は上がっていってしまった。
神輿は急な階段を上がっていった。
もう一基あったので、同じように上がっていたのだろう。境内を歩いていると、「わっしょい」という掛け声が遠くに聞こえてきた。
今年のNHK大河ドラマ「光る君へ」は毎週見ている。
ここ数年、NHK大河ドラマを全く見なかった。
戦国ものや定番の時代の物語は、色々見て、少し食傷気味だった。
平安時代の物語は、すこし目新しい。
藤原道長にちょっと興味があった。
今まで、藤原道長がドラマの主人公的に描かれたのを見た記憶がない。
藤原道長というと下の句が有名だ。
「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば」
権勢を極めこの栄華はずっとつづくという、なんとも、驕った句だと思う。
平家物語の「驕れるもの久しからず」は、この句とは真逆の句だ。
こんな句を詠んだ藤原道長がドラマでは、上の句から想像できないような、人格で描かれていたので、今後どのようにし変わっていくのか興味ある。
そして、紫式部と藤原道長の関係にも興味を持つようになり、
最近になって、本を買って読み始めた。
地図・アクセス
電車・バス
JR石山駅からバスで約10分
京阪石山坂本線「京阪石山寺」駅より徒歩10分
※大阪京都方面からだと、JR石山駅で京阪石山坂本線乗り換え