嵯峨祭 出発順
嵯峨祭は神輿だけでなく、
鉾や獅子も見どころのひとつ。
祭の巡行の順番は、
・10時に御旅所から鉾五本が順番に出発。
・神官の乗った人力車
・獅子が、道理脇にいる子供達に噛む格好を(キッスしているように見える)をしながら進む。
・神輿。神輿は2基。愛宕大神・野宮大神の順に拝殿廻しをして御旅所を出る。
・最後は、子供神輿。これも2基ある。
・人影が少なくなった御旅所には、車が次々と入っていて行き、出店の準備をする。
嵯峨祭・鉾
この祭は、鉾も主役のひとつ。
祇園祭の鉾とは違う。
長い一本の棒の上に鉾がありその下に鐘が吊るされていて、振ると棒に付いた金属部分にあたり音を出す。風鈴のような音がする。
棒の長さは人が持つと、電線に当たるほどの高さになる。
相当重そいだ。
慣れていない人は持った重さでフラフラしていた。
慣れている人は腰が入りリズミカルに跳ねるように体を振り吊るされた鐘が鉾の棒にたりリズミカルに音を出していた。
嵯峨祭還幸祭の鉾の音はいい音だ。
風鈴のような優しい音だ。
鉾のならす音
昨年初めて音を聞いたのは、大覚寺近く。
ちょうど祭の一行が、大覚寺を出たところだった。
生垣のある昔ながらの街並みの残る大覚寺近くの道を歩いていると、鐘の涼しけな音が遠くに聞こえてきた。
2023年5月28日(日)
鉾はずっと人が持って巡行するのではなく、ポイントポイントで人が持ち巡行する。
それ以外は、数人で持つか、トラックに乗せられて移動する。
今年はゆっくり鉾の巡行を見たかった
今年は、出発地点の御旅所で見ようと思った。
昨年の大覚寺近くでは電線が邪魔をして少ししか鉾を持っているところがなかった。
御旅所に着いた時は、鳥居の横に鉾が5基並んでいた。
お旅所前の道路は横切る電線もなく、清涼寺の前まで鉾が音を鳴らしながら進んだ。
↓大覚寺の宸殿の前に並ぶ鉾。
今年の嵯峨祭のポスターは宸殿をバックに5本の鉾が並ぶ写真だった。
それを撮りたかったが、宸殿から降りて反対に回ることは関係者以外できなかった。
獅子舞
嵯峨祭還幸祭のもう一つは、獅子舞。
今まで獅子舞と言うのをあまり見なかったのか?
この祭の獅子がとても目新しく感じた。
2023年5月28日
昨年歩いていると、獅子舞の獅子が街中を歩いているのを見つけた、ずっと獅子の恰好をしてた。
獅子舞は移動中は、獅子の面を外して普通に歩いているように思っていた。
通る所々にいる人にも獅子を見せ、子供を見つけたら、キッスをするためだろう。
見ていると大きな犬でも連れて歩いているような感じがした。
獅子の動を見ていると面白い。
中に人がはいってやっているのだが、獅子舞の恰好でやっていると、人でなく獅子がやっていように見えてくる。
今年の獅子は、大覚寺前で。
子供の頭をカムマネ、キスをしているように見える。
小さな子供は怖がり泣きながらお母さんの後ろに隠れていた。獅子も子供の目線に合わせて小さくなって。
一行は、嵐山公園の中之島地区に行って、
最後御旅所に戻ってくる。
途中、渡月橋を渡る。
渡月橋を渡るところも、この祭の見どころのようだ。
また、次の機会に見てみたい。