嵯峨祭 還幸祭 神輿編 愛宕野々宮両御旅所・大覚寺【京都市右京区】 20240526

 

嵯峨祭還幸祭見どころ

今年も嵯峨祭の還幸祭に行った。

昨年は、大覚寺出発からJR嵯峨嵐山駅までだった。

今年は、御旅所の様子を見に行くことにした。

嵯峨祭は、3つの見どころがある。

一つ目は、神輿。こども神輿もあった。御旅所では出店もたくさん。食べ物より近所の子供たちが遊べるような出店が多かったように思う。

二つ目は、鉾の巡行。長い鉾の上に鐘があり、それを人がもって、鉾の上についている鐘を鳴らしながら練り歩く、いい音がする。

三つ目は、獅子舞。昨年も獅子が街中を歩いているのを見て、まるで大きな犬のようだと思った。

獅子は子供を見つけると走りより、軽く噛む。子供が息災に育つようにとのことだろう。

獅子を見て逃げる子、ちゃんと獅子にかまれる子などの様子も面白い。

見ていると噛むというよりキスをしているようにみえた。

この祭は、一種子供の健よかな成長を願う祭でもあるのかなと思った。

一度に紹介すると、今まで以上に長くなるので、三回に分けて、後々には動画も追加する予定。

朝の嵐山

朝、9時頃に、阪急嵐山駅について、歩いて清凉寺前の愛宕野々宮両旅所へ向かった。

9時前というと、それほど早い時間ではないが、

渡月橋のあたりは日中の混雑とは別世界のように空いていた。

嵐山に観光に来られた方で、これほど空いた渡月橋を観られた人はそんなにいないかもしれない。

京都嵐山 朝の渡月橋

葛野の大堰も船がすくなく、堰を流れる水の音が心地よかった。

葛野大堰

↓渡月橋を渡りきったところ。

日中は人でごった返す。

この時間は空いていていて気持ちがいい。

長辻通り 京都嵐山

昼からこのあたりを嵯峨祭の一行が通るのだろう、斎竹が立てられていた。

歩いていると徐々に人が増えてきた。団体旅行だったり。

斎竹 嵯峨祭還幸祭 嵐山 長辻通り

もう始まっていた

JRの踏切があり、それを渡るとすぐ丸太町通り。

渡月橋からの長辻通りはまっすぐ歩くと今日の目的地の御旅所がありその先は清凉寺で突き当たる。

長辻通と丸太町通りの交差点の、御旅所の方では、祭装束の人でいっぱい。

そして、「ホイットホイット」という京都の祭ではお馴染みの掛け声が聞こえてきた。

今まさに出発したような感じだった。

神輿ではない、ナリカンのようなものを高く持ち上げて、シャンシャンと鳴らしながら御旅所まで行く。

祭が始まりますよという前振れのような感じ。

9時20分頃だった。

f:id:m3785com:20240528181628j:image

祭装束の一行について御旅所へ。

徐々に人を抜いて前の方へ。

f:id:m3785com:20240528181840j:image
f:id:m3785com:20240528181845j:image

御旅所

御旅所の前でストップ。

清涼寺の方から、愛宕神社の一行が来た。

先に入っていった。

この祭は、愛宕神社・野宮神社の順に進んでいく。

丸太町の方から来たのは野宮神社の一行。

f:id:m3785com:20240528181823j:image

愛宕神社の一行が入ると、次は野宮神社。
f:id:m3785com:20240528181815p:image

野宮神社は、竹林通りを上がったところにある。御旅所より南にあるから、南(渡月橋側)から、御旅所に向かう。

愛宕神社は、ずっと北西の山の方にある。

清滝から歩いて2時間とか?

まだ行ったことがない。一度は行って見たいと思う。

御旅所の鳥居と斎竹。斎竹はすっごく長い。

f:id:m3785com:20240528182629j:image

御旅所に入った一行は、しばらくして、拝殿の周りではみんな腰をおろし、祭開催の話を聞いていた。
f:id:m3785com:20240528182626j:image

神輿は、愛宕大神と野宮大神が仲良く並んでいた。

その横には子供神輿。
f:id:m3785com:20240528182623j:image

拝殿廻し

これが終わると、御旅所の外では、鉾が巡行を始め、獅子が活動を始める。

御旅所内では、神輿が倉から出され、拝殿を一回回って、御旅所を出ていく。

愛宕大神の神輿の拝殿回し、土煙をあげながら、拝殿を一周して行った。

神輿らしい荒々しさがあっていいかんじだ。

嵯峨祭 拝殿周し 愛宕大神

嵯峨祭 拝殿周し 愛宕大神

次は、野宮大神の神輿

嵯峨祭 拝殿回し 野宮大神

同じように拝殿回し一回する。

f:id:m3785com:20240529184739j:image
f:id:m3785com:20240529184729j:image

神輿巡行出発

神輿二基が出そろって、出発。
f:id:m3785com:20240529184731j:image

清凉寺の山門と神輿。

この祭は清凉寺の祭かと思っていたが、大覚寺の祭のようだ。
f:id:m3785com:20240529184734p:image

角を曲がったところで、台車に乗せられていた。

大覚寺にて

神輿より先に鉾が軽トラックに乗せられて到着した。

ここで、鉾は一旦下ろされて、

鉾は大覚寺の勅使門を通り境内に入っていた。

宸殿の前に5基が建てられる。

宸殿から、鉾が建てられている様子を見ようと、大覚寺に入った。

鉾が立てられるの見た後、境内は静かになった。

しばらくして、神輿が到着したのか、

静かな大覚寺の境内には、外で神輿を担ぐ「ホイットホイット」掛け声だけが聞こえた。

勅使門

勅使門は御影堂の前に石舞台を挟んあり少し距離がある。

御影堂から見える勅使門の様子はとても遠くて小さく見えるだけだった。

↓御影堂から勅使門(2022年3月27日撮影)

大覚寺御影堂から勅使門

勅使門には、お寺の人(僧)が数人いた。

神輿の装束の人と何か話をしているようだ。

少し開いた門から、神輿らしきものが見えた。

大覚寺勅使門

しばらくすると赤い衣を羽織った人がやってきた。

住職だろう。

f:id:m3785com:20240529185754j:image

門が開くと、そこには神輿があった。
f:id:m3785com:20240529185751j:image

読経が行われた。

終わると、住職一行は戻っていった。
f:id:m3785com:20240529185802j:image

住職の後を神官やかみしもをきた人が続いた。
f:id:m3785com:20240529185758p:image

大覚寺を出て

大覚寺を出て、外から勅使門前に並ぶ神輿を見にった。

庭では、祭の人たちが、昼食と休憩をとっていた。

f:id:m3785com:20240529190135j:image
f:id:m3785com:20240529190158j:image

勅使門への入り口。
f:id:m3785com:20240529190147j:image
f:id:m3785com:20240529190143j:image
f:id:m3785com:20240529190149j:image
f:id:m3785com:20240529190152j:image
f:id:m3785com:20240529190138j:image

アクセス・地図

嵯峨小学校前のバス停が一番近いように思う。

京都市バス28番

阪急嵐山駅からだと「阪急嵐山駅前」バス停。

駅前とあるが、駅から少し離れたところにあるので、注意が必要。

嵐電嵐山駅からも「嵐山天龍寺前」のバス停

JR嵯峨嵐山駅からだと徒歩約10分ほど。

 

 

photo.talk-turkey.com

 

photo.talk-turkey.com