4月21日に伏見稲荷大社を出て京都駅南にある伏見稲荷大社御旅所に来た神輿は、
5月3日に伏見稲荷大社に戻る。
トラックに乗せられていた神輿
14時の進発予定。
予定時間より1時間早い13時に伏見稲荷大社御旅所に行ってみた。
神輿はすでにトラックに乗せられていた。
神輿はどのようにしてトラックに乗せたのだろうか?
聞いてみた。
人の力で乗せたとのことだった。
氏子さんたちの手によって乗せた。
約2tほどある神輿。
どんな感じか見たかった。
早い時間に行ったのだろう。
13時からだと乗せるところが見れるかもしれないと思ったが、遅かった。
神輿があったところは、
神輿を迎える車は伏見稲荷大社を出て、御旅所にやってくる。
来てから、神輿を乗せたトラックは進発。
進発予定は14時。
迎えるの車も御旅所に入って来るのかと鳥居の前で待っていたが、御旅所の横を通り過ぎて行った。
御旅所に集合
宮司さんなどを乗せた黒い乗用車は御旅所に入ってきた。
迎えの車両に乗ってきた人は順次御旅所にやってきた。
境内に入るときの所作も色々、鳥居の下で一礼をして入る人、普通に通る人など。
神楽殿に奏者の準備が整い。
神事
人が揃うと、神輿が出る神事が14時前に始まった。
神楽殿で神楽が始まり、神楽殿の横でお祓いを受け、その一人が、
神輿を乗せたトラックの前に控える神官さんの前に進み出て、お祓いをした。
その後、宮司が神輿の方に二礼ニ拍。
みんな宮司に習って、二礼二拍した。
式を終えると、神官さんたちは、乗ってきたトラックに戻っていった。
そしていよいよ進発。
神輿の後を走るトラックが神輿を乗せたトラックの後に続いた。
神輿の出た後の御旅所の神輿殿。
稲荷祭と東寺の関係
大宮通り・東寺の五重塔の横を通る還幸祭車列。
しばらく東寺の東門の「慶賀門」の前で停車。神輿を乗せたトラックを待てているのかと思ったが、神官さんが降りていたので、東寺で神事が営まれたようだ。
この時は、それと知らず、動き出すのを待っていた。
稲荷祭と東寺とは関係が深い。伏見稲荷大社のホームページに
当社と東寺は後々永く関わりを持つようになった契機はここにあったようです。今日もなお、稲荷祭(還幸祭)において、お旅所を発った神輿を中心とする御列は東寺東門前=中世には南大門内にとどまり、東寺の僧侶数名による「東寺神供」を受けてから本社へ向かいます 。
(稲荷祭|伏見稲荷大社より)
かつては、平安京も右京左京と別れていたように、西の東寺と稲荷祭そして西の西寺と松尾祭ともかつては対比されていようだ。
それで、松尾祭と稲荷祭の神幸祭が同じ日に行われるように設定されているのだろうかと思う。
稲荷祭の還幸祭に、東寺に立ち寄るように、松尾祭も西寺跡地の唐橋西寺公園を旭の社として、神輿6基が集合し、神事が行われ、松尾大社に向かう。
還幸祭の日程は、両社は違う。
神事が終わったあとは、五条、七条を通り伏見稲荷大社へ向かって行った。
松尾祭の還幸祭は、昨年に見に行った。神輿6基が担がれ旭ノ社と呼ばれる西寺跡地の唐橋西寺公園にやってくる。
稲荷祭は、4月28日に区内巡行で担がれた神輿が街中を渡御する。
つづく。伏見稲荷大社での還幸祭。海外からの観光客で溢れかえる伏見稲荷大社にトラックが帰っていく。
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