この日は、大阪市西区の九条から梅田まで歩いた。
時々雨が降る天気だったが、昔と今の大阪を感じることができた。
ナインモール九条
ナインモール九条は、
みなと通り・中央大通り、大阪メトロ中央線「九条」駅まで。
道幅の広いアーケード商店街だ。道幅は10ｍ程度はあるかな？
キララ九条
大阪メトロ中央線は、このあたりは地下ではなく高架を通る。
中央大通りの高架の九条の下をくぐり、中央大通りを渡ると
商店街の名前は「キララ九条」に変わる。
こちらは長いアーケード商店街。
50年ほど前、小学生にあがったぐらいのときに、
子供数人で、港区からこのあたりまで来たことがある。
下の写真のあたりで、
干物の露店の人といろいろ話をして、干物を買って帰った覚えがある。
確か50円。なんのために買ったのか？干物は好きではなかった。
家に帰っていると、親たちが夕日を背にやってくるのが見えた。
そのあと、すっごく怒られたように思う。
九条商店街は、かなり昔からある。
ナインモール九条は九条新道商店街と呼ばれていた。
ナインモール九条より道幅は狭いが、
普通の商店街の広さのような感じもする。
進むにつれ人が減ってくる。
終わり近くになると阪神のなんば線の高架が商店街の上を通っていた。
高架の下には、銭湯の看板があった。
そこは駐車場になっているが、
阪神のなんば線が通る前は銭湯があったのだろう。
これでキララ九条商店街はおわり。
ここまで来ると安治川近く。
安治川の渡しのひとつ「源兵衛渡」の名前が付いた交差点。
安治川隧道
振り返ると、
安治川を渡る「安治川隧道」が見えてきた。
安治川隧道（トンネル）南側・九条側
昔は車も通っていたようだ。ここが車の入り口ったところ。
エレベータで車を上げ下ろししていたのだろう。
エレベータにある階の案内があった。
人も自転車もエレベーターで降りる。人は階段で降りることもできる。
安治川隧道（トンネル）内
下に降りたところ。
隧道にはちゃんと手センターラインがあって、人はちゃんと右側通行していた。
それほど長くないが、ちゃんと監視されている。
この時も、警備員の人がいた。
安治川隧道（トンネル）北側・西九条側
安治川トンネルを利用する人はわりと多い。
この辺りに安治川を渡る橋はない。
安治川の南は港区、北は此花区だが、この二つ交通はとても不便だ。
この両区を車で行き来しようと思えば、
おそらく車だと、一旦大阪市内の方へ戻ってから行くことになる。
そう、弁天町あたりを通る国道43号線を通るということもできるかな？
横には阪神なんば線が通っている。
鉄道での移動はとても便利になった。
西九条駅
安治川隧道（トンネル）北側に出ると、もうすぐ西九条。
阪神なんば線は、永く西九条駅どまりだった。
西九条までは1964年（昭和39年）に開通した。
路線名も「西大阪線」だった。
そして、難波まで開通したのは
2009年だった。
2006年に阪急阪神ホールディングスが誕生した後。
阪急阪神ホールディングスになってから急激に話が進みだしように思う。
私見だが、
阪神電車単体だいとおそらく西九条ー大阪なんばは開業しなかったのではと思う。
阪急の資本が入ってようやく動きだした印象だった。
西九条駅界隈
西九条駅は、ＵＳＪへの乗換駅。
だけど、外は、下町の雰囲気がタップリの町。
大阪環状線の高架下にはスーパーや郵便局・飲み屋さんなどがある。
大阪環状線は大阪人の生活の中にどっぷりと溶け込んでいるようすだった。
駅から遠ざかると、普通の高架になる。
つづく
地図
