伏見・深草ルートを外れて稲荷山周回コースと伏見稲荷大社内で藤森祭の神事が行われるという藤尾社 伏見稲荷大社 京都一周トレイル・東山コース 【京都市伏見区】 20250607

 

伏見稲荷大社の伏見山の頂上周辺は周回路になっている。

四ツ辻を起点に頂上の周りをグルっと一周している。

 

自分が歩いたのは

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上がってきた道

欧米系の人ばかり
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一の峰に向けて。

上社神蹟(一の峰)

上社神蹟は稲荷山山頂の一の峰に位置する七神蹟のひとつです 

往古より末広大神と称えられています

鳥居をくぐり、お参りした後

その周りを一周した。

回ってみると、

通路の両側には石で作ったものが並び

そして

本殿の辺りを後ろから見ることができる。

御神体?

それは、石が幾重にも積み上げられたものだった

無造作にではなく

きれに積み重なっていた。

年季を感じさせる石だった。

昔 磐座があったところなのだろうか。

昔の神社は今のように立派な建物はなく

山の上などの石を祭壇のようにしてお祈りをしたようだ。

そして稲荷山には、以下のような話があるようだ。

秦忌寸中家らの遠祖、秦公伊侶具は、稲粱を積み、富裕に有り。すなわち餅を用いて的となせば、白鳥に化成し、飛翔して山の峯に居り、子をなす。子は稲に化成し、遂に社となす。(「京都の神社と祭」より)

昔は、氏子さんたちはここまでお祈りにきていたのだろうか?

鳥居の前には店があった。

この店は閉まっていた。

透明なガラス越しに中が見えた。 

なかなか興味深いものがあった。

欧米系の人が中の飾りなどガラス越しに撮影していた。

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次へ

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中社神蹟(ニの峰)

中社神墳は稲荷山の二ノ峰に

位置する七神晴のひとつです

住古より青木大神と称えられています

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ここにも、鳥居の前にお店があった。
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この店も閉まっていた。

 

一の峰と二の峰には、稲荷山山頂の案内がいくつもあった。

とくに、二の峰はいくつもあった。

勘違いしたりするひとが多いからか

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次へ
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荷社(間の峰)

二の峰と三の峰の間に、間の峰。f:id:m3785com:20250612190031j:image
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次へ
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下之社(三の峰)

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ここにも店があった。

ここは開いていた。

店の前には広い縁台がありそこで欧米系の人が座り、話しをしていた。
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これで、一の峰から三の峰までの稲荷山周回道の半分を回った感じだ。

この先は、四ツ辻。

 

 

四ツ辻

四ツ辻からは、様子が変わらる。

修学旅行か制服姿の子供やアジア系の人が目に付くようになる。

四ツ辻は見晴らしがいい。

ここまででも十分かもしれない。

 

ここまで回って、

あることに気が付いた。

稲荷祭の神輿。

神輿は

上之社、中之社、下之社、田中社、四之大神の5つある。

一の峰が上之社、二の峰が中之社、三の峰が下之社。

そして、田中社(荒神峰)は、四ツ辻にある。

 

京都一周トレイルは、四ツ辻まで上がってきて、田中社の上がり口の横に続く。

四ツ辻は、飲食店が2軒あり、ここまで上がってきた中で、一番広い場所。

ここの眺望を眺めて帰るだけでも十分かもしれない。

四ツ辻に上がるまでも、相当大変だ。

 

後ろに見える鳥居が、田中社(荒神峰)への上がり口。

田中社(荒神峰)の上がり口の前から。

正面に少し見える鳥居は、三の峰からの道。

左には稲荷山周回ルートの別の入り口がある。

このルートはまだ歩いたことがない。

四つ辻からの眺めはいい。

東寺が遠くに見える。

この少し右のほうに御旅所があるはず。




下山

 

三ツ辻

ここで道は下山と登山の道が合流する。

交差点で、交通整理をしている人がいた。

登山の道へ行こうする人が、止められ下山の道へ行くようにと注意を受けていた。

登山道

下山道


千本鳥居の登り口(登山口)

千本鳥居の登り口(登山口)まで戻ってきた。

次から次へと、個人・団体が千本鳥居へと向かっていた。

伏見稲荷大社

いつ来てもこの神社は人でいっぱい。

上の写真に階段の横にある階段で

しばらくこの人の流れを眺めていた。

混雑が苦手な自分でも、

ここまで混んでいると何とも思わなくなる。

   

 

本殿にお参り

 

楼門には、茅野輪があった。

6月末は

夏越し大祓。

これは参拝する人が通るところか?

自分逆行して、楼門から出た。

 

藤尾社

そして最後の目的地となった藤尾社。

伏見稲荷大社から少し南(京阪電車で3駅 大阪側)にある藤森神社の藤森祭の神輿が伏見稲荷大社の境内で神事を行うところ。

伏見稲荷大社の周辺は、藤森神社の氏子町だ。

伏見稲荷大社内 藤尾社

この敷地には、三社あった。

下の写真の左から熊野社、中が藤尾社、右が霊魂社。

伏見稲荷大社の楼門出たすぐの鳥居の近くにあった。

 

これで今日は終わり、また次に来た時に・・・

伏見・深草ルートはほどんど歩かなった。

また、次の機会に、

伏見桃山駅から伏見稲荷大社まで通しで

伏見・深草ルートを

寄り道なしで歩こうかと思う。

 

その後、稲荷山に上がり、稲荷山の周回道のまだ通っていない道を歩こう。

 

そして、10年ほど前に、下山の時通った道を探そうと思う。

夏の盛りで、蜩(ひぐらし)鳴いていた。

何度か行ったが、この道が見つからない。

 

 

ご参拝のみなさまへ

海外からの参拝者や日本人でも神社の習わしを知らない人が多いからか

こんな案内があった。


混みあう参道

そして、いつもの如く、賑わう参道。


鴨川運河の橋から

そして、ここに来た。

鴨川運河を渡る橋から、

下の写真の白い橋は、龍谷大学前深草駅の橋。

ひと駅を長い時間をかけて歩いた。

伏見稲荷駅

 

 

駅入り口前には

いなり寿司のお店ができていた。

前に来た時はなかったように思う。

いなり寿司は美味しいくてとても好きだ。

 

昨年の神幸祭の時は、参道の店でいなり寿司とそばのセットを食べた。

 

6月7日歩いたコース