- 春日大社へ。
- 参拝所(弊殿)
- 「砂ずりの藤」
- 手水
- 本殿参拝所
- たくさん並ぶ燈籠
- 藤浪之屋
- 御神木
- 参拝所(弊殿)
- 林檎の庭
- 手入れの行き届いた
- 鹿が物欲しげ
- 苔むした燈籠
- 春日大社の参り方があるようだ。
- 水谷茶屋
奈良公園に行くのは久しぶり。
10年ぶりくらいだろうか?
この日は、一人ではないので、近鉄奈良駅から循環バスに乗った。
一人なら、
近鉄奈良駅から、東大寺のあたりまでは歩く。
駅前の大通りを歩く。
バスに乗るにはもったいないと思える距離。
しかし、そこそこ距離がある。
子供頃は、近鉄奈良駅から歩いて東大寺のあたりまで行った。
複雑な距離感。
もう一つのルートは
近鉄奈良駅前の南へ続く商店街を歩いて、三条通に出て、
猿沢の池の前や興福寺の前を通るルート。
このルートはお土産物屋さんなどいろいろな店が立ち並んでいる。
近鉄奈良駅前の商店街
猿沢池 2013年9月23日撮影
猿沢池の亀のYouTube動画を上げたことがある。
春日大社へ。
ひとつ前のバス停で降りてしまった。
バスを降りて、春日大社まで歩いた。
歩いていると、
春日大社の使いの鹿がお迎えしてくれていた。
春日大社境内図
ふと思った。
春日大社に行ったことがあったのだろうか?
行ったつもりでいた。
奈良公園へは、何度も来た。
いつも東大寺あたりをウロウロするだけだったのだろうか?
バスを降りて歩いていても、来た記憶が浮かんでこない。
行ったことあれば、何らかの記憶の断片でも浮かんでくるのだが。
春日大社は初めてなのかもしれない。
見える景色が全て初めてだった。
参拝所(弊殿)
お参りできるのは、この参拝所(幣殿)まで。
参拝所(幣殿)よりさらに奥にある回廊を歩いて回ることができる。
回廊を回るのは、有料で700円。
回廊を回ると本殿参拝所まで行くことができる。
回廊を回らない人は、上の「参拝所(弊殿)」でお参りをする。
参拝所(弊殿)の向かいに授与所。
参拝所の向かって左手には、
藤棚があった。
「砂ずりの藤」
せっかく来たので、回廊を歩いてみた。
手水
入るとすぐ「手水」があった。
「手水」とかかれた札があり、何かと思って近寄ると横に渡された竹から水が出ていた。
本殿参拝所
御神木なのだろうか、大きなりっぱな木。
「参拝所(弊殿)」と南門の方向
たくさん並ぶ燈籠
回廊にはたくさん燈籠が掛かっていた。
春日大社では、中元万燈篭という行事がある。
中元万燈籠は、2月の節分と8月14・15両日の夜のみ、約3,000基すべてに火を灯し、人々の諸願成就を祈願する神事。
そして、その中元万燈籠を暗室で再現しているところがあった。
藤浪之屋
入り口には分厚い幕がかけられて、外部からの光を遮断していた。
幕を閉めると、真っ暗。
燈籠の光だけが浮かんで見えた。
写真で撮ると、目では見えないものまで写ってしまうが。
実際入ると、真っ暗で燈籠の灯り以外は何も見えなかった。
人が入ってくると、外からの光が漏れ込んでくる。
入ったところと反対側に出てきた。
御神木
大きな神木。
本殿参拝所の形はなんとなく石清水八幡宮の本殿参拝所を彷彿とさせる。
参拝所(弊殿)
何か作業をしていた。
林檎の庭
参拝所(幣殿)の奥にある林檎の庭。
手入れの行き届いた
この神社内の建物などはとても手入れがされているように思った。
参拝所(幣殿)屋根。
参拝所(幣殿)横の直会殿の屋根。
檜皮葺の屋根のはず。手入れが大変。
外に出ても燈籠が並んでいた。
鹿が物欲しげ
鹿が物欲しげにしていた。
鹿は春日大社の使い。
春日大社の近くには、鹿はいるが、鹿せんべいを売っているところはあまりなかった。
鹿が、物欲しげに寄ってくる。
寄ってくるが、あげる物を持っていない。
鹿せんべいを売っているところがあったので買ってみた。
買って、妻に渡そうと思ったが、
渡す暇もなく、鹿に囲まれしまった。
背中のリュックは引っ張られるは、
もうすごい勢いだった。
店の人の話では、東大寺付近の鹿はたくさん鹿せんべいをもらえるから、
見向きもしないとのことだった。
鹿の本拠地の春日大社前で、鹿が鹿せんべいをもらえずにいるのは、可哀そうかなと思う。
苔むした燈籠
キレイな燈籠が並ぶ中で、この燈籠が苔むしていい感じだった。
春日大社の参り方があるようだ。
春日五龍神めぐり
本殿のある回廊のあたりは、
水谷九社めぐり
水谷神社
水谷神社から大きな木が伸びていた。
水谷九社めぐり水谷道
水谷茶屋
水谷神社から橋を渡ると、茶屋があった。
遅い昼食とデザートのぜんざいを食べた。
茅葺のお店。
手入れの行き届いた茅葺。
いい感じだ。
外の赤い毛氈(もうせん)のしかれた縁台に座って食べた。
鹿が、物欲しげにキューという声を出してこちらを見ていた。
食べいると、鹿がやってき、何かないか物色していた。
何もないとわかりどこかへ行ってしまった。
つづく。